雨の日は情緒不安定になる
窓の外を覗けば霧で覆われて見えなくなった山
少し肌寒い気温
こんな雨の中で雨粒に打たれながら腕や首を切ったら血は綺麗に流れるんだろうか、と
流れる血が水の流れに乗って広がっていく様を見たい
昨日は遠出をして楽しめたはずなのに
美味しいものや綺麗なものに触れ合えたのに
なのに今日は死にたい
しんどい
どれだけ泣きたくても泣けない
泣き方が分からない
もうずっとずっと前から分からない
突発的に涙が出る事はあっても一粒だけ
吐き出せないもの達が体の中にドロドロと広がってグルグルと回り続けている
吐き出す出口を探して巡ってる
それがしんどさを更に加速させてる
吐き出してもどうせ理解できないという態度を取られるだけ
そしてそれにまた失望するだけ
打ちのめされるのが目に見えてるのなら
それで更に心が潰れていくのなら
最初から自分の中に留めておいた方がマシ
吐き出せなくて
溜め込んでいって
あたしの中に重石として残り続ける
もう何十年溜め込んでるんだろう
これはいつ爆発するんだろう
導火線があるなら自分で火をつけられるのに
最期に大きな火花を散らして死ねるのに
きっとこれが爆発する時はあたしが死ぬ時
はぁ、これでやっと終わる、やっと終われる
十分頑張ったよね
よく生きてきたね
頑張れてエラかった！って胸張ってさ
もう肩の力を抜いて最期は笑って逝こう
導火線に火をつけるという名の自殺をしよう
あたしという存在を知ってくれた人達ありがとう
皆の心の中に記憶の中に残れなくても良い
過ぎ去っていく出来事の1つで良い
サヨナラ
そんな風に死ねれば万歳だから
悪化していく精神疾患に薬を合わせてくれない主治医
病状よりも軽い薬
頑なに出されない頓服
そのせいで苦しみ続ける日々
すぐ近所の山で滑落があって死んだ人がいるって
標高は高くないけど死んだって
今週末そこを見に行く
死者が出る場所なら霊が引っ張ってくれるかも
念の為に遺書を書いていこう
とびきりの服を着ていこう
きちんとお化粧もしていこう
最期になるかもしれないから
毎日死ぬ事を考えて
毎日死ぬ事に執着して
疲れた
溢れ出てくる闇を隠せない