ドラマ『薯童謡 (ソドンヨ)』では、百済 (ペクチェ) の第27代王・威徳王 (ウィドクワン) と宮廷の踊り子であったヨンガモが一夜限りの契りを結んだ際の子であるとなっている。
しかし、史実などを元に書かれたと思われるサイトやWikipedia 日本語版 を見てみると、一説によると同じく百済の第29代王・法王 (ポプワン) とも伝わる。生母は不詳となっていた。
史実にある系図の上では武寧王 (ムリョンワン) の子が聖王 (ソンワン) 。ドラマでは多少の脚色 (従兄弟であたる前王の子で、自身の子と入れ替えた等) はあるが、親子で王位を継承している。聖王から威徳王 (ウィドクワン) も親から子への継承。威徳王から恵王 (ヘワン) は兄から弟で継承された。そして兄の子である武王 (ムワン) の継承、さらに義慈王 (ウィジャワン) へは親子で継承し、百済は滅亡の時を迎えた。 一体どっち、誰なんだ!?
武寧王 → ドラマ『帝王の娘 スベクヒャン』
聖王 → ドラマ『帝王の娘 スベクヒャン』『薯童謡』
威徳王 → ドラマ『薯童謡』 『花郎』
武王 → ドラマ『薯童謡』 。
と連なる。
始祖は義慈王 (ウィジャワン) の子息で、その兄弟たちも含まれる。
話が、父ご先祖さまの話へとからかなり横道に逸脱してしまいました。すみません。