睦 虎竜（ﾓｸ･ﾎﾘｮﾝ）。

南人（ﾅﾐﾝ）の庶子の出である。

元は朝鮮王朝第１９代国王・粛宗（ｽｸﾁｮﾝ）の後宮（ﾌｸﾞﾝ / 側室）で第２１代国王・英祖（ﾖﾝｼﾞｮ）の実母であった淑嬪崔氏（ｽｸﾋﾟﾝﾁｪｼ）の墓を造営する際に英祖の下にいた風水師であった。元来、日和見主義（ある定まった考えによるものではなく、形勢を見て有利な側方に追従しようという考え方の事）の彼は後に辛壬士禍（ｼﾆﾑｻﾌｧ）を起こす。

※ 日和見とは、江戸時代頃の日本の天気観察の事である。

● 辛壬士禍（ｼﾆﾑｻﾌｧ）とは？

● 睦  虎竜（ﾓｸ･ﾎﾘｮﾝ）の本貫（ﾎﾟﾝｶﾞﾝ）。

※ 意外にも名門の家系の出ではないか！？（ただし睦 虎竜は庶子だが）。

● 景宗（ｷｮﾝｼﾞｮﾝ）。

●生母は？

● 墓所 ＝ 大嬪墓（ﾃﾋﾞﾝﾐｮ）。

● 英祖（ﾖﾝｼﾞｮ）。

 ● 生母は？

● 墓所 ＝ 坡州昭寧園（ﾊﾟｼﾞｭｿﾘｮﾝｳｫﾝ）。

● 父は？

睦  虎竜（ﾓｸ･ﾎﾘｮﾝ）は風水師として、英祖（ﾖﾝｼﾞｮ）の生母の墓の造営に関わった際に知り得た情報を悪用したのではないか。今ならプライバシーの侵害、個人情報保護法違反だ。