西鉄自然電力、福岡県宇美町に系統用蓄電施設を開設 400世帯分の電力を蓄電、卸電力市場で価格差 | 七転び八起きの爺さん

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西鉄自然電力、福岡県宇美町に系統用蓄電施設を開設

400世帯分の電力を蓄電、卸電力市場で価格差を活用

 

西鉄自然電力は、2024年6月10日、福岡県宇美町に**「バッテリーハブ宇美」と名付けた系統用蓄電施設**を開設しました。これは、西鉄グループと自然電力(福岡市)が設立した合弁会社によるものです。

 

バッテリーハブ宇美は、出力1920キロワット、容量4659キロワット時の大規模な蓄電施設で、一般家庭約400世帯が1日に使用する電力を蓄えることができます。敷地面積は約400平方メートル、総工費は非公表です。

 

場所、福岡県宇美町、西鉄早見車庫内遊休地

出力、1920キロワット

容量、4659キロワット時

蓄電量、一般家庭約400世帯1日分

敷地面積:約400平方メートル

総工費、非公表

運用開始、2024年6月11日

事業内容、卸電力市場での電力価格差を活用した売買

 

この取り組みの意義

再生可能エネルギーの有効活用促進

太陽光発電など再生可能エネルギーの出力は天候に左右されるため、安定的な電力供給には蓄電が不可欠です。バッテリーハブ宇美は、再生可能エネルギーの余剰電力を蓄電することで、有効活用を促進します。

電力系統の安定化

電力需要のピーク時に蓄電池から電力を供給することで、電力系統の安定化に貢献します。

地域経済の活性化

地域内で発電・消費されるエネルギーを増やすことで、送電ロスを削減し、地域経済の活性化に繋げることができます。

 

今後の展望

西鉄自然力は、バッテリーハブ宇美の運用を通して得られた知見を活かし、今後さらに大規模な系統用蓄電施設の建設・運用を検討していく予定です。

 

系統用蓄電池の拡大

近年、日本政府は再生可能エネルギーの導入拡大に向け、系統用蓄電池の普及を推進しています。バッテリーハブ宇美のような取り組みは、日本のエネルギー政策の実現に向けて重要な役割を果たしていくと考えられます。

参考情報

西鉄自然電力プレスリリースhttps://www.shizenenergy.net/wp-content/uploads/2023/07/%E3%80%90%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%91%E8%A5%BF%E9%89%84%E3%81%A8%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%93%84%E9%9B%BB%E3%80%81%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E7%94%A8%E8%93%84%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AB%E5%8F%82%E5%85%A5_20230719.pdf
経済産業省資源エネルギー庁:系統用蓄電池の導入促進について

https://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/2022/0210_18.html

 

西鉄・自然電力、福岡に系統用蓄電施設を開設!

400世帯分の電力を蓄電し、電力価格差で収益化

再生可能エネルギーの有効活用と地域経済活性化に貢献

 

#西鉄 #自然電力 #蓄電池 #再生可能エネルギー

#地域経済

【日経より】福岡に系統用蓄電施設 西鉄自然電力、400世帯分 https://lnkd.in/gTMPjuTa