土地活用の参考として
栃木県老舗ゴルフ場にメガソーラー 日光・鬼怒川CC 北関東最大級
下野新聞
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栃木県内屈指の、老舗ゴルフ場「鬼怒川カントリークラブ」(日光市高徳、川島賢社長)が、閉鎖中のコースを利用して大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業に乗り出すことが22日分かった。出力は北関東最大級となる約1万5千キロワットで、2014年秋ごろの全面稼働を目指す。年間予定発電量は1500万キロワット時で、一般家庭約2650世帯の1年分に相当する、という。利用者数の減少、プレー代の低価格競争などを背景に、県内ゴルフ場は厳しい経営環境にあり、新たな事業展開として注目を集めそうだ。
計画によると、大谷川右岸沿いにあり現在閉鎖中の「温泉コース(9ホール)」を全面活用する。コース内の樹木を伐採するなどし、約26ヘクタールの敷地に太陽光パネル約6万枚を設置する。送電用の大型鉄塔も建て、発電した電力を約350メートル離れた東京電力の水力発電所に接続する。総事業費は約50億円。
同ゴルフ場は1959年に開場した老舗クラブ。日本プロゴルフ界の第一人者、中村寅吉がコース設計したことでも知られる。今後は18ホールで営業を継続する。
温泉コースはクラブハウスから最短でも約2キロ離れ、バスで移動して利用していた。しかし昨年6月、移動の際に使っていた橋が台風の影響で流され、以降は閉鎖。松食い虫の被害が出るなど大規模改修も必要になっていたため、コースを完全閉鎖してメガソーラー化する方針を決めた。
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