急成長ベトナム、外資系ホテル拡大 増える中間層、旅行など需要高まる | 七転び八起きの爺さんこと、飯田欽次

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ベトナム、外資系ホテル拡大 増える中間層、旅行など需要高まる
ブルームバーグ 2012.6.22 05:00
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 ベトナムで外資系ホテルチェーンによる中流ブランドホテルの開業や事業拡張が相次いでいる。同国で拡大する中間層がビジネスやレジャー目的の旅行をし始めるなか、あらゆる予算レベルに対応する成熟したホテル業界の需要が高まっていることが背景にある。
 米ヒルトン・ワールドワイドは10月、東南アジアで初となる中価格帯ブランド「ヒルトン・ガーデン・イン」をベトナム北部のハノイにオープンする。
 同社でアジア地域を担当するバイスプレジデントのガイ・フィリップ氏(シンガポール在勤)は「同国の消費者は海外ブランドへのあこがれが強い」と期待を寄せる。今後、ガーデン・インを同国10カ所程度で展開する可能性があるという。
 英インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)は、ベトナムで高級ブランド「インターコンチネンタル」や「クラウンプラザ」を展開。現在、中価格帯ブランド「ホリデイ・イン」の同国参入を検討しており、低価格ブランド「ホリデイ・イン エクスプレス」に関しても市場調査を行っている。
 ベトナムは世界銀行の分類で「低中所得国」とされる。国際通貨基金(IMF)によると、1人当たりの国内総生産(GDP)は過去10年で3倍超、昨年は1374ドル(約11万円)に達した。
 米不動産ブローカー、CBリチャード・エリス・グループ(CBRE)のベトナム部門でマネジング・ディレクターを務めるマーク・タウンゼント氏(ホーチミン在勤)は「ホテル市場は変わった。ベトナムのホテル利用者は一つ星から三つ星、場合によっては五つ星に移動している」と指摘する。
 米スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドは、ベトナムの3カ所で中級ブランド「シェラトン」を展開。高級ブランド「ル・メリディアン」を今年、ホーチミンで開業予定で、より手頃な価格の中規模ホテル「フォーポイント・バイ・シェラトン」や「アロフト」の参入に関しても、協議を行っている。
 最高級ブランド「ソフィテル」などを持つ仏アコーは、低価格帯の「アイビス」を早ければ今月にも、ホーチミンで開業する。宿泊代は特別料金で1泊50ドル、その後70ドルに値上げする予定。
 英調査会社、STRグローバルのアジア・太平洋ホテルレビューによると、ベトナムのホテルの平均稼働率は2011年に63.5%と、中国やインド、タイより高い。(ブルームバーグ Jason Folkmanis)








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