東京ガス、再生可能エネルギーなど導入の省CO2ビルに建て替え | 七転び八起きの爺さん

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凄い省エネだ。

東京ガス、横浜の事務所を再生可能エネルギーなど導入の省CO2ビルに建て替え

 東京ガスは、横浜市西区の東京ガス平沼ビルで2棟の事務所ビルを統合し、再生可能エネルギーを導入した中規模の省CO2事務所ビルに建て替える。空調設備を最適に組み合わせることで、一般的な空調と比較してCO2排出量を34%削減する。併せて、ガスコージェネレーション(熱電併給)システムやガス空調の効果で従来型の電気熱源のビルと比べ、ピーク電力を約61%削減する。

 新しいビルは5階建てで、延べ床面積は7221m2。2012年2月に着工し、2013年3月に完成する予定。建て替え工事は、建築物の省CO2対策を推進するプロジェクトとして国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されている。太陽熱とコージェネの排熱を利用して、CO2の削減と快適性を両立する空調システムを採用することが最大の特長となる。

 空調には、「ソーラーナチュラルチラー」と呼ぶ太陽熱利用のガス吸収冷温水機を使ったシステムと、集熱器で集めた太陽熱を活用するシステム「ソーラークーリングシステム」を導入する。ソーラークーリングシステムは主に通路や窓際など、通常は人がいないエリアの空調に利用する。これらによって、従来のナチュラルチラー(ガス吸収冷温水機)だけの空調システムと比べ、CO2を削減する。

 さらに、太陽光発電パネル10kW分を設置するほか、天窓のある吹き抜け空間で自然採光と自然喚気を取り入れて照明と空調の負荷を低減し、屋上と壁面を緑化する。グループのビル建て替えに反映させるため2010年度に作成したガイドラインに基づく最初の工事で、今回導入する技術を今後の建て替えで採用するとともに、吸収冷温水機を中規模ビルで使用している顧客への導入を推進し、合計10万tのCO2排出削減を目指す。

(日経BP環境経営フォーラム)より

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