七転び八起きの爺さんこと、飯田欽次

七転び八起きの爺さんこと、飯田欽次

「七転び八起きの爺さん」は、挑戦を続ける実業家・飯田が、ゲーム中古販売や太陽光発電開発など多様なビジネスの成功と試練を乗り越え、今なお成長を目指す姿を綴るブログです。

読者の皆様へ

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。私はこれまで、ゲーム販売事業のフランチャイズ展開、再生可能エネルギー事業、中小企業支援など、さまざまな分野で挑戦を重ねてきました。成功もあれば、もちろん困難や失敗も経験しました。しかし、そのすべてが私にとっての財産であり、今もなお新たな挑戦を続ける原動力になっています。

現在は、中小企業の成長をサポートし、営業戦略の立案や組織改革、事業の新しい可能性を探る仕事に力を注いでいます。企業の課題は一つとして同じものはなく、それぞれに合った解決策を見つけることが私の使命です。私のブログでは、そんな経験の中で得た気づきや知識を皆さんと共有し、少しでもお役に立てる情報をお届けしたいと考えています。

「七転び八起き」を地で行く人生ですが、何度転んでも立ち上がることで、新しい未来が見えてきます。このブログが、皆さんにとって何かのヒントや勇気につながれば嬉しく思います。これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

【PPA進化論・未来編 第29回】 2040年に市場が7倍になる!この波に乗る会社の条件
 

2023年度のPPA市場規模は551億円。これが2040年度には3,700億円超になると予測されています。約7倍の成長です。
 

この波に乗れる会社と乗り遅れる会社の差はどこで生まれるのでしょうか。
 

市場が7倍になる3つの理由
 

ひとつ目は政策の後押しです。2050年カーボンニュートラルに向けた補助金・税制優遇・規制強化が企業の導入を後押しし続けます。
 

ふたつ目は技術コストの低下です。太陽光パネル・蓄電池・AIシステムのコストが下がり続け、PPAの経済メリットがさらに拡大します。
 

みっつ目はサプライチェーン要請の拡大です。大手企業からの脱炭素要請が中小企業・さらに小さな会社にまで波及し、新たな需要が生まれ続けます。
 

波に乗る会社の条件は3つ
 

ひとつ目は今から動き始めていることです。早く動くほど累積効果が大きく、先行者ブランドが確立できます。
 

ふたつ目はPPAを経営戦略として位置づけていることです。「電気代削減」だけでなく「脱炭素・リスクヘッジ・ブランド」として活用している会社が恩恵を最大化できます。
 

みっつ目は変化に適応し続ける仕組みを持っていることです。技術・制度・市場の変化をキャッチアップし続けられる会社が波に乗り続けられます。
 

次回はいよいよシリーズ最終回です!お楽しみに!
 

#PPA #市場拡大 #脱炭素 #再生可能エネルギー #エネルギー戦略

【PPA進化論・未来編 第28回】 競合がPPAを導入したら、自分の会社はどうなるの?
 

「競合がPPAを導入したらしい」
 

この情報が届いたとき「うちもそのうち…」と思ったら要注意です。今回は競合がPPAを先に導入したとき、何が起きるかを解説します。
 

影響①:電気代のコスト差が広がる

競合がPPAで電力単価を固定した場合、電気代が上がるほど競合との差が広がります。製造業なら製品原価に直結します。同じ品質の製品を競合より高いコストで作ることになり、価格競争で不利になります。
 

影響②:取引先・顧客からの評価が変わる

「あの会社は再エネ対応済み」「この会社はまだ」という差が取引先の評価に影響します。大手企業のサプライチェーン脱炭素要請が強まる中、この差は取引継続・新規取引の獲得に直接影響する可能性があります。
 

影響③:採用で差がつく

「環境に配慮している会社で働きたい」という求職者が増えています。競合が「再エネ100%の会社」としてブランドを確立すると、採用市場でも競合が有利になります。
 

影響④:融資・資金調達に差がつく

環境対応が融資条件に影響する時代になっています。対応が遅れると資金調達コストで不利になるリスクがあります。
 

「環境対応のリーダー」は先に取った会社のもの

このポジションは後から追いつけません。今動くコストはほぼゼロ。でも後から動くコストは想像以上に大きいです!
 

次回はシリーズ最後から2番目「2040年市場規模3700億円超」を解説します!
 

#PPA #競合分析 #脱炭素 #再生可能エネルギー #中小企業経営

【PPA進化論・未来編 第27回】 欧米のPPA事情と日本の未来をわかりやすく解説
 

「欧米ではPPAがどこまで進んでいるの?」
 

今回は欧米と日本のPPA市場を比べながら、日本の今後を解説します。
 

米国では「当たり前の手段」になっている
 

米国ではGoogleやAmazonなど大手テック企業が、PPAを再エネ調達の主要手段として活用しています。契約規模も日本とは桁違いで、数十MW〜数百MW単位の大型案件が標準的です。
 

「バーチャルPPA」という手法も広く使われています。物理的な電力供給はなく、再エネの環境価値だけを取引する仕組みです。どこに拠点があっても活用できるため、全国展開する大企業に便利です。
 

欧州では「再エネだから安い」時代になっている
 

欧州では再エネの発電コストが大幅に下がり、PPAの電力単価が系統電力より安くなるケースが増えています。「再エネは高い」という常識が逆転しつつあります。
 

日本との3つの差
 

ひとつ目は市場規模です。欧米では当たり前の手段ですが、日本ではまだ先進的な取り組みです。
 

ふたつ目はオフサイトPPAの普及度です。欧米では大規模なオフサイトが主流ですが、日本はまだオンサイトが中心です。
 

みっつ目はバーチャルPPAの活用です。欧米では広く使われていますが、日本ではまだ普及途上です。
 

日本の未来
 

日本は欧米の10〜15年遅れで同じ道を歩んでいます。今の欧米が日本の近い将来の姿です。今から先取りして準備する事業者が市場をリードします!
 

次回は「競合が先に動いたらどうなるか」を解説します!
 

#PPA #欧米市場 #再生可能エネルギー #脱炭素 #エネルギー戦略

【PPA進化論・未来編 第26回】 AIと蓄電池が加わると電気代はどこまで下がるの?
 

「電気代をゼロにする」
 

夢物語に聞こえますか?実はAI×蓄電池×PPAの組み合わせで、これが現実に近づきつつあります。
 

AIが加わると何が変わるの?

今の蓄電池は「昼間に充電して夜間に放電する」というシンプルなルールで動いています。
 

AIが加わると、天気予報・電力市場価格・工場の消費パターン・系統の需給状況を同時に分析して、「今日は午後2時から充電して、夕方のピーク時に放電するのが一番お得」という判断を自動でやってくれます。
 

人間には24時間リアルタイムでこんな複雑な判断はできません。AIだからこそできることです。
 

3つの効果

ひとつ目は電気代の最大削減です。太陽光PPAだけで10〜20%削減、蓄電池を加えると20〜35%、AIまで加えると30〜50%以上の削減も視野に入ります。
 

ふたつ目は電力系統への参加で収益を得ることです。電気が余っているときに蓄電池に充電して、不足しているときに放電することで報酬が得られます。電気代を「払うもの」から「稼ぐもの」に変える発想です。
 

みっつ目はピークカットの精度向上です。AIが工場の消費パターンを学習して、ピークが来る前に蓄電池を準備しておけるようになります。基本料金の削減効果が最大化されます。
 

将来的には電気代ゼロも夢じゃない

10〜20年のスパンで考えると、実質的な電気コストがほぼゼロに近づく可能性があります。まずは太陽光PPAから始めることが、その未来への最初の一歩です!
 

次回は「欧米のPPA市場と日本の違い」を解説します!
 

#PPA #AI #蓄電池 #エネルギーマネジメント #再生可能エネルギー

【PPA進化論・未来編 第25回】 ペロブスカイト太陽電池って何?PPAへの影響をわかりやすく解説
 

最近「ペロブスカイト太陽電池」という言葉をよく聞くようになりましたよね。
 

「なんか新しい技術らしいけど、自分たちには関係ないかな」と思っている方、実はPPAを検討・導入している企業にとって重要なテーマなんです。
 

ペロブスカイト太陽電池って何?
 

簡単に言うと、従来の太陽光パネルより安く・軽く・いろんな場所に設置できる可能性がある次世代の太陽電池です。
 

日本の研究者が発見した技術で、日本がリードしている数少ない先端技術のひとつです。2030年代にかけて実用化・普及が期待されています。
 

PPAへの影響は3つのシナリオ
 

ひとつ目は既存契約の単価が割高になる可能性です。今のPPA契約の単価は現在の技術を前提にしています。ペロブスカイトが普及して発電コストが下がると、現在の固定単価が割高に見える可能性があります。
 

ふたつ目は新規PPAの条件が良くなることです。発電コストが下がれば、新規PPAの電力単価はさらに安くなります。
 

みっつ目はPPA事業者にとってビジネスチャンスになることです。既存の発電所を新技術に更新することで、より安い単価で需要家に提供できるようになります。
 

今から準備しておくべきこと
 

需要家は契約書に「10〜15年後に条件を見直せる条項」を入れておくことが有効です。PPA事業者は技術更新条項を契約書に盛り込む準備をしておきましょう。
 

技術革新はリスクでもありチャンスでもあります!
 

次回は「AIと蓄電池が組み合わさったとき電力コストはどこまで下がるか」を解説します!
 

#PPA #ペロブスカイト #太陽電池 #再生可能エネルギー #技術革新

【PPA進化論・未来編 第24回】 2050年カーボンニュートラルに向けて企業は今何をすればいいの?
 

「カーボンニュートラル2050年」という言葉はよく聞くけど、自分の会社は何をすればいいの?
 

こう思っている経営者の方、多いと思います。今回はわかりやすく整理してお伝えします。
 

カーボンニュートラルって何?
 

CO2などの排出量と、森林などによる吸収量を均衡させて、実質的な排出量をゼロにすることです。「全部ゼロ」ではなく「排出した分を吸収で相殺する」という考え方です。
 

日本政府は2050年までにこれを達成すると宣言しています。
 

企業がやるべきことは3つの軸
 

ひとつ目は使う電気を再エネに切り替えることです。PPAはここに直結します。初期費用ゼロで再エネに切り替えられるPPAは最もやりやすい取り組みです。
 

ふたつ目は省エネを進めることです。LED照明・高効率空調・設備の改善などで電力消費量自体を減らします。
 

みっつ目は削減しきれない分をオフセットすることです。カーボンクレジットの購入などで残りを相殺します。
 

2030年までの具体的な流れ
 

まず今すぐ自社のCO2排出量を把握します。次に削減目標を設定します。そして優先度の高い施策から順番に実行します。PPAはこの中で最も取り組みやすい施策のひとつです。
 

PPAは2050年への「最初の一歩」
 

「何から始めればいいかわからない」という企業にとって、PPAは最もわかりやすい出発点です。初期費用ゼロで始められる再エネ対応として、2050年への最初の一歩に最適です!
 

次回は「ペロブスカイト太陽電池が普及したらPPAはどうなる?」を解説します!
 

#PPA #カーボンニュートラル #脱炭素 #2050年 #再生可能エネルギー

【PPA進化論・未来編 第23回】 「様子見」が最大のリスク!今動くべき3つの理由

「もう少し様子を見てから…」
 

この言葉、実は今とても危険な選択になっています。今回は「様子見が最大のリスクになる理由」を3つ解説します。
 

理由①:電気代は待ってくれない
 

様子を見ている間も電気代は上がり続けます。
 

月間電気代100万円の企業が3年間様子を見た場合、電気代の上昇分だけで数百万円の追加コストになる可能性があります。PPAを導入していれば固定できたはずのコストが、毎月積み上がっています。
 

理由②:取引先からの要請は突然来る
 

脱炭素の要請は予告なく突然届きます。「来期から再エネ使用の実績を報告してほしい」というメールが来てからPPAを検討し始めても、導入完了まで3〜6ヶ月かかります。
 

要請が来る前に動いている企業だけが「すでに対応しています」と即座に答えられます。
 

理由③:競合がすでに動いている
 

「業界ではまだ少ない」と思っていても、PPAの普及は突然加速します。競合が先に「再エネ100%」をアピールし始めると、未対応の企業は「遅れている」という印象を持たれます。
 

この印象を覆すには時間とコストがかかります。
 

「様子見コスト」を計算してみてください

動かないことは無料ではありません。電気代の上昇分・取引リスク・競合との差を合計した「様子見コスト」は、PPA導入コストをはるかに上回る可能性があります。
 

リスクを取らないことが最大のリスクになる時代です!
 

次回は「カーボンニュートラル2050年に向けて企業は今何をすべきか」を解説します!
 

#PPA #リスクマネジメント #脱炭素 #エネルギー戦略 #再生可能エネルギー

【PPA進化論・未来編 第22回】 2030年、エネルギー対応企業とそうでない企業の差
 

今週から第4週「将来判断・未来編」が始まります。
 

2030年まであと5年を切りました。エネルギー戦略に今から取り組む企業とそうでない企業の間に、どんな差が生まれるのかを解説します。
 

差①:電気代のコスト差
 

電気代が2030年に現在の1.3倍になっていた場合、年間電気代1,000万円の企業は1,300万円になります。PPAで単価を固定している企業との差は年間300万円。5年間で1,500万円の差になります。
 

差②:取引先からの評価の差
 

大手企業からサプライチェーン全体への脱炭素要請は2030年に向けてさらに強まります。再エネ対応済みの企業は「優先される取引先」になります。未対応の企業は「取引見直しのリスク」を抱えます。
 

差③:資金調達コストの差
 

環境対応が融資審査の標準項目になりつつあります。脱炭素対応企業は低金利で融資を受けやすくなる可能性があります。
 

差④:人材採用力の差
 

若い世代は企業の環境姿勢を重視します。「再エネを使っている会社」は採用競争力が高まります。

4つの差はすべて「今動くかどうか」で決まります
 

PPAの導入には数ヶ月のリードタイムが必要です。「2028年ごろに動けばいい」では2030年に間に合わない可能性があります。
 

次回は「『様子見』が最大のリスクになる理由」を解説します!
 

#PPA #エネルギー戦略 #脱炭素 #2030年 #再生可能エネルギー

【PPA進化論・事業者編 第21回】 サプライチェーン全体で再エネが求められる時代の営業戦略

「再エネは大企業がやること」
 

これ、もう過去の話になりつつあります。今回はその背景と、PPA事業者が活かすべき営業戦略を解説します。
 

なぜ中小企業にも再エネ要請が来るのか

大手企業がCO2削減目標を達成するためには、自社だけでなくサプライチェーン全体のCO2削減が必要です。これを「スコープ3」と言います。
 

大手企業のCO2排出量の70〜90%がスコープ3に該当します。つまり取引先(中小企業)のCO2削減なしには目標を達成できないわけです。
 

だから大手企業が取引先の中小企業に「再エネを使ってください」と要請するようになっています。自動車・食品・小売など多くの業界で、この動きが広がっています。
 

PPA事業者にとって大きなチャンス

これまで「うちには関係ない」と言っていた中小企業が「動かざるを得ない」状況になりつつあります。これはPPA事業者にとって巨大なビジネスチャンスです。
 

効果的な営業のアプローチ

「御社の取引先はCO2削減をサプライヤーに要請する動きがあります。要請が来る前に対応しておきませんか?」という問いかけが刺さります。
 

また商工会議所・業界団体・金融機関と連携することで、多くの中小企業に効率的にリーチできます。
 

「危機感+解決策」をセットで提示することが成約率を高める鍵です!
 

来週からは「将来判断・未来編」をお届けします!
 

#PPA #サプライチェーン #脱炭素 #営業戦略 #再生可能エネルギー

【PPA進化論・事業者編 第20回】 中小企業へのPPA営業でよくある誤解と正しい伝え方

「提案を聞いてもらえない」「興味は持ってもらえるが契約に至らない」

中小企業へのPPA営業でこういう壁にぶつかることはありませんか?

原因の多くは「経営者が持つ誤解」を解消できていないことです。今回はよくある4つの誤解と正しい伝え方を解説します。
 

誤解①「うちは規模が小さいから関係ない」

月間電気代が20〜30万円以上の施設であれば経済的メリットが出るケースが多いです。同規模・同業種の導入事例を具体的に示すことで「自分たちにも使える」という安心感を作りましょう。
 

誤解②「20年契約は長すぎる」

「リスクがある」ではなく「リスクをこう管理します」という伝え方が重要です。移設条項・解除条件・違約金の上限を契約書に明記できることを具体的に示しましょう。
 

誤解③「初期費用ゼロって怪しい」

隠れたコストを先に開示することで信頼を得られます。電力単価・違約金・撤去費用の負担を先に説明する「透明な営業」が警戒感を解きます。
 

誤解④「脱炭素は大企業がやること」

大手企業からサプライチェーン全体へのCO2削減要請が急増しています。「取引先から要請が来る前に動いておかないと競合に差をつけられる」という現実を伝えましょう。
 

最も強力な営業ツールは「個別試算」

4つの誤解を解消した上で「あなたの会社では年間〇〇万円削減できます」という個別の試算を示すことが最も効果的です。具体的な数字が経営者の心を動かします!
 

次回は「サプライチェーン全体で再エネが求められる時代の営業戦略」を解説します!
 

#PPA #営業戦略 #中小企業 #再生可能エネルギー #脱炭素