「耕作放棄地や荒廃農地……放置するより太陽光の方がいい?」
「何年も放置していた田んぼがある」 「草ばかり生えて困っている荒廃農地がある」
そんな悩みをお持ちの方、実は結構多いんですよね。
今回は「荒廃農地×太陽光発電」について、知っておきたいことを整理します。
荒廃農地とは?
耕作が放棄されて、作物が育てられない状態になった農地のことです。
ちょっと荒れているけど整備すれば農業再開できる「A分類」と、木が生えてきたり重機がないと復旧できない「B分類」があります。
荒廃農地は全国で増え続けていて、景観の悪化・害虫の発生・周辺農地への悪影響が問題になっています。
荒廃農地での太陽光、制度的にはどうなの?
以前は「収量が周辺平均の8割以上ないと更新できない」という条件があって、荒廃農地ではなかなかハードルが高かったんです。
でも、荒廃農地については8割要件が撤廃されました! 代わりに「農地として適切・効率的に利用されているか」という基準で判断されるようになっています。
一時転用期間も、荒廃農地は最長10年間と長めに設定されています。
でも、「条件が緩い=なんでもOK」ではありません。
農業を全く行わない状態で太陽光だけ設置するのは、制度上難しいケースがほとんどです。 荒廃農地であっても、「農地として適切に管理・利用されているか」はチェックされます。
大事なのは「誰かが農業を継続してくれるか」という担い手の問題です。
実際こんな活用例もあります。
静岡県では、荒廃農地対策として設立されたNPOが、茶畑に営農型太陽光を設置。 パネルの下でも高品質のお茶が収穫でき、遮光幕の代わりにパネルの支柱を使うことでコスト削減まで実現しています。
「農地が荒れてどうにもならない」と悩んでいる方にとって、太陽光発電は選択肢のひとつになり得ます。 ただし、農業の継続と地域の理解が前提条件です。
次回は、補助金の話をお伝えします!
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