道の途中に多くのフレコンバックが。。。
飯館村には200万個の数があります。
福島県内には8000万個の除染された土の数が。
中間貯蔵施設に持っていくとのことですが、このフレコンバックの寿命は2.3年なのです。
劣化したフレコンバックもありました。
今後これをどうしていくのでしょうか???





車からの流れる景色を見て、色んな想いが湧き出てきました。





道の途中の新緑。福島にはこういった自然の素晴らしい情景もあるのです。。。。


次に訪れたのが福島県鹿嶋地区にある絆診療所へ。

院長の遠藤先生にお話をお聞きしました。

震災当初は、院長の遠藤先生が仮設住宅の近くに仮設の病院を建てて診療されていました。
県内には2140戸の仮設住宅があり、大和田さんと一緒に仮設の診療所を訪問させて頂いたことがあります。


今は復興住宅が立ち並ぶここに診療所を新しく建てられ地域の方々の為に治療されているとのことですが、仮設住宅から復興住宅に移られた方々の認知症の進行や、孤独死関連など住宅での一人暮らしの高齢者が増えたためそう言った問題も起こるようになってしまったとのことです。

「遠藤先生にあうだけで、元気になる!」
そう言った利用者の方々もいらっしゃるとのことで、先生のまさに人柄のすばらしさと、地域交流の場所としてもここの絆診療所は存在しているという事を様々なお話を通して教えて頂きました。


遠藤院長先生と。先生ありがとうございました!
これからも地域の皆様との絆を繋いで頑張ってください!!!




その後、鹿島海浜公園へ。
ここの近くには東北電力の火力発電所があります。今は東京へ電力を送る為に200%の稼働率で動いているそうです。

ここの鹿島海浜公園は、今年震災後初オープンするということです。かつてはサーファーのメッカということで、また多くのサーファーやお客様で賑わうといいなぁ。



その後、萱浜地区の上野さん始め復興浜団の方々が作られた菜の花迷路へ。

上野さんは、ご家族を津波で亡くされ、未だご家族の方が見つかっておりません。以前大和田さんとお話を聞かせて頂いたことがあります。

ここの菜の花迷路は、「悲しみの場所を笑顔の場所に変えよう」と上野さんが中心になり、震災後から毎年菜の花を植え、菜の花迷路を作られています。
今年も1万人以上の方々がゴールデンウィーク中に訪れたそうです。



一面に菜の花畑。


菜の花の香りも良い香りでした。自然と笑顔になります。

 

菜の花の中で。

大和田さんのお知り合いの浪江町にあるOCFEの岡洋子さん達も偶然に菜の花迷路に来ていて、少しお話もさせていただきました。

岡さんと娘さんも一緒に。
避難先の福島市から浪江町にOCAFEを娘さんと二人で営んでいるそうです。


笑顔で帰れる場所、としてミニコンサートを開いたりなどされているそうです。私も今度行かせて頂きたいと思います。



その後浪江町役場近くにあるまちなみマルシェへ。


お昼は、海鮮食事処のくろさかさんで美味しい新鮮な食材の海鮮丼を頂きました。

お腹いっぱい^_^



富岡町に向かう途中にある、浪江町のプラネタリウム。大和田さん曰くここは浪江町の方々の憩いの場所だったそうです。
津波の被害にあり、建物だけ残っています。




浪江町請戸漁港。



請戸は津波の被害が大きく、160人もの多くの方々が亡くなられました。未だ30名の方が見つかっておりません。



今年の1月に港は開港され、漁は始まっております。

ここの漁港で唯一船が、茨城で見つかり震災前から同じ船で漁をされている方にお会いすることができました。
いわきからここまで夜中の12時に出て、通っているそうです。夜中の二時から船を出すそうで、夜中はライトもなく真っ暗。トイレもない。

まだまだ復興には程遠いと言うことを大和田さんにお話されていたそうです。




そして。いよいよ東京電力福島第二原子力発電所へ。
レポ③に続きます。