接続語にばかり注目させる読解指導のせいで、たとえば、「例えば」がないと具体例だと認識できないなんて生徒が本当に多くいるんだよな......
— okamoto (@okmn96009069) July 28, 2024
Xを見ていたら、このようなポストを見かけました。
読解に関してもテクニック指導が多い昨今、
接続詞の読み解き方が一人歩きしてしまうのでしょう。
レッスンでは
自分の体験談や自分以外の人から聞いた体験談等
具体例に当たる部分を書くことも多いです。
実際に自分で作文を書く場合
たとえばという接続詞を入れないことも多い。
ひとつ、意見文の書き方を挙げてみましょう。
私は目標設定が大事だと思う。
目標があることで、そこに向かって努力する意欲が湧くからだ。
私は、バレー部でレギュラーになることを目標に練習に励んできた。バレーという競技は、長身の方が有利だ。ところが私は思うように身長が伸びなかった。入部時に私より身長が低かった仲間に、どんどん追い越されていき、落ち込んだこともある。しかし、足りない身長を技術でカバーしようと考えた。前向きに努力できたのも、明確な目標があったおかげだ。
中学生の私たちは、興味の対象が目移りしがちだ。だから、目標を決めるのは難しいという声にも納得できる。しかし、私は目標を設定することは大事なことだと考える。
青字に色を変えた部分が具体例になります。
このような書き方の練習をしている子は
仮に「たとえば」という接続詞がなかったとしても
ああ、これは具体例だな
と理解できます。
作文を学ぶことは
単に書く力がつくだけでなく
読解力を伸ばすにも効果的なんです。
コスパタイパと
なんでも効率よくの世の中ですが
母語だからこそ
基礎からしっかり学ぶ必要があると
思うんですよね〜
だって
言葉の力は
その人の深さを表しますから。
薄っぺらな人は
薄っぺらな言葉しか使えません
昨日、キングダムを観てきました。
大沢たかおの王騎将軍
まさに本物
素晴らしかったです
書くことを
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ひとりでも多くの子が
書くことで自分の資質に気づいたり
自分を表現する楽しさを知ったり
自分の夢を意識したりできるといいなあと思い
日々、作文教育に携わっています。