みなさん、こんにちは!
週末は共通テストが行われましたね。
13日の土曜日、共通テストの1日目ですね。
夜に、松山市の飲食店が集中しているエリアに行く用事がありました。
受験生と思しき制服姿の子たちが、ビジネスホテル近辺を歩いていました。
ああ、共通テストで、今日はここに泊まるんだなあと思い
「明日も頑張れ〜」
と心の中で声をかけました。
受験生にとっては
いよいよ実力発揮のシーズンに入りますね。
対面で受験指導をしている中3生がいます。
先日、最後の一コマの指導が終わりました。
彼は、勉強自体とてもよくできる子です。
でも、作文に関しては、書き方がさっぱりわからないとのことで受講してくれました。
12回の指導がスタートした頃は、まだ構成の不備や論の矛盾などもありましたが
語彙も豊富で、文章も簡潔でわかりやすいものでした。
テクニック的なことを理解していったらぐんぐん伸びて、
先日の最後のレッスンで書いてくれたものは、素晴らしい内容でした。
彼が伸びた要因は、もともと持っていた語彙力に加え、
引き出しに素材がたくさん詰まっていた
ことです。
将来、お子さんを中学受験させたいとか、地元の公立上位校に進学させたいとお考えの親御さんは、
お子さんが幼い頃から
- 語彙
- 体験
を充実させることに意識を向けておくと良いです。
気持ちや意見、状況を伝えることのできる語彙の引き出し。
物事を考えるベースになる体験の引き出し。
自分の中にあるこの引き出しがいっぱいになっていたら、ちょっとテクニックを覚えるだけで、良い作文が書けるようになります。
反対に、語彙と体験の引き出しが空っぽだと、いくらテクニックを覚えても、書く力は伸びません。当然ですね。
ここで注意して欲しいことがあります。
体験というと、親がお膳立てしてどこかへ連れて行くことをイメージする人もいるかもしれません。
ですが、決してそうではありません。
お膳立てされた体験は、子どもにとっては意外と面白くないものであることも多いんです。
日常の中にある、ちょっとした体験の方が、ずっと記憶に残ることもあります。
こうした体験は、子どもらしいのびのびした時間の中で生まれてきます。
今の子どもたちは驚くほど忙しく、中にはスケジュールがびっちりという子もいますね。
また、社会の変化という点でも、子どもだけにする時間が心配という方もいらっしゃるでしょうし、心配せざるを得ない地域も、もちろんあるでしょう。
ですが、あえて言います。
大人の目の届かない時間というのを確保してあげるのも、とても良いことなんです。
そして、そうした体験というのは、自分の資質を探る宝庫なんですが、
考えることをしないと、宝の持ち腐れ。
考えるのにぴったりなのは、やはり、書くこと。
書いて思考を深めるのには、作文がいちばんです。
お子さんの体験を、今後に活かしたい親御さん!
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ぜひご覧ください。
ひとりでも多くの子が
書くことで自分の資質に気づいたり
自分を表現する楽しさを知ったり
自分の夢を意識したりできるといいなあと思い
日々、作文教育に携わっています。