大江戸浪漫譚 其ノ六 【翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

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翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪





最近では滅多に無くなった潤からのお誘い

なのに

断ってしまった…(やっちまった)

ヤスからの手紙なんて、いつ来るのか分からないし、第一俺宛てでもない

なのに、何でこんなに心がザワザワして待ちたいと思ってしまうんだろう?

自分でも良く分か分からなくて、思わず頭を抱える

そんな時、コトリと引き出しから音がして

俺は待ち侘びてたみたいに急いで引き出しを開けると、そこにはヤスからの手紙が…

ゴクリと息を飲んで手に取る



ゆっくりと広げてみると、それは完全に俺に宛てた手紙になっていて

色々な質問が立て続けに書かれていた

これは正直に答えるべきなんだろうか?

…いや…

もしこれが本当に過去から来てるなら、歴史を変えてしまう可能性だってある

そうならない様にするには…

疲れ気味の頭を捻って考えてたらスマホが震えて

確認すると潤からのLINEだった

“翔くん、大丈夫?”

“ん?どうして?”

すぐに返すと

“いや、様子がおかしかったから…

何でも無ければ良いんだ

ゴメン…”


ああ…完全に心配させてしまった…

やっぱ一緒に飯位行っておけば良かったなあ…

少し考えて

“心配掛けてゴメン

ちょっと仕事の事で考えたかったんだ

今度は奢るから、食事にでも行こう”


返信すると

“そっか…なら良いんだ

食事、楽しみにしてる”


ソッコーで返ってきた



何やってるんだろう、俺…

ヤスの手紙の事は確かに気になるけど、大切なヒトとの事をないがしろにしてまで優先するべきではないのに…

ああ、後悔…

その時、ふと思った

俺は想いこそ伝えられないけど、会うことは出来る

一方で、もう一目も会うことが叶わないけど、想いは通じ合ってるヤスとどちらが幸せなのか…と…

そんな事比べる事じゃないって分かってても、くだらない思考は止まらなかった

ダメだな、今日は

俺は溜息をつくと、早々にベッドに入った



翌日

まだクランクインしたばかりのドラマの撮影は、どこかポーッとしてたのか、集中しきれずに居た

周りの皆は「櫻井さんらしくない、何かあったのか」と言って心配してくれるのが申し訳なくて

俺は自分に喝を入れる様に両頬を思い切り手に平で叩いて

気を引き締める為に腰から曲げてお辞儀をして現場に入り直した

結局押したものの、何とか予定してたシーンは撮り終えて

迷惑をかけた皆に頭を下げてから家路についた

部屋に入って電気を付けて

机の上に置かれた手紙を見て、昨夜返事を書いてない事を思い出し、慌ててペンを手に取った



其ノ七




・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†*。.・・.。*†



先日、庭の草むしりをしてたんですが…

草をヨイショと取ったら、アカダニとちっこい蜘蛛がワンサカと出てきて声にならない声で叫んでしまいました😱

こんなの初めてで、パニクッた私はスッとその場を離れる事に😂(コラコラ)

まあ、どちらも無害らしいので(ホントか?)結局は放置決定で、その後どうなったかは分かりません🤣

皆さんもご注意あれ!(何を?)



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜