櫻 舞ふ頃 vol.134 【潤翔・翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

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翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪





久し振りに楽団に顔を出した潤は、車イスに座ってて

しかも、以前よりかなりスマートになっててビックリした

何があった?

俺達にも話せない事なの?

聞きたかったけど、言葉には出来なかった




周りを見回しても知ってそうな人が…

あ、居た!

カズは少しビックリしてたけど、心配そうに潤に話し掛けてた

俺はカズが戻って来るのを待って捕まえると

「ねえ、カズ…

潤に何があったの?

急に休団したみたいだし…」


カズはジッと俺を見ると

「それはワタシではなく、本人に聞いてみて下さい

ワタシに言えるのはそれだけです」


キッパリ言われて

それ以上突っ込めなくなって、腕を掴んでた手を緩めると、カズはサッサと自分の席に戻ってしまった



そー…言われてもなあ…

溜息をついてチラッと潤の方を見たら目が合ってしまって

慌てて視線を逸らせて、テキトーにザイロフォン(木琴)なんかを鳴らしてみる

すると潤がこちらにやって来てジッと俺を見るけど、何だか顔を見れなくて

暫くすると潤が

「今ね、四人を集めて話をしようと思うんだ

カズの所に来てくれる?」


真剣な眼差しで言うから

俺はゆっくりと頷くしか無かった



カズの所に行くと、もう皆は集まってて

何事かという顔をしつつ、嫌な予感がしてるのは同じ様子で

ただ、カズだけは一人俯いていた

「ゴメンネ皆…」

潤が口を開くと、一斉にそちらを向く

「俺さ…脳腫瘍が見つかって治療してたんだ

でも、足は不自由になっちゃったけど、今は腫瘍も消えて元気だよ?

だけど、休団の事も含めて何も言ってなくて…

ゴメン…」


え、何?

脳腫瘍って事はガンって事?

それって再発とかは?

もう元気って事は、そういう心配も無いの?

頭の中をハテナが埋め尽くす

チラッと周りを見ると、皆同じで

どうしたら良いのかと目を泳がせていた

「本当、言うのが遅くなってゴメン…

この先の事は分からないけど、どう転んでも後悔はしたくないんだ

だから、出来るだけ今まで通りでいさせてくれる?」


その言葉に皆が自然と潤へと歩み寄り、ギュッと抱き締めていた



vol.135





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寝落ちる時って、前兆?として「眠いなあ」って感じてたんですけども

最近はそんな前兆も無くパタッといっちゃってて、気付いた時にビックリしてます😅

今はファンヒーターの前で寝ちゃうんですが、自動消火されて「寒い!」って思って目が覚める事が殆ど😂

ちゃんと布団で寝くても、前兆は無いしなあ…

どうしたら治るんでしょ?(知らんがな(笑))



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜