櫻 舞ふ頃 vol.133 【潤翔・翔潤】 | 山風妄想 ~BL小説~

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翔担で最近は翔潤にどっぷりなので、翔潤話し(&チョイチョイ大宮を放り込みます(笑))ばかりです

不定期更新ですが、読んで頂けたら嬉しいです♪





潤には指輪を送り、一緒に生活も始めて

俺は正式にパートナーになりたかったけど、潤は「再発してなかったら」と頑なに首を横に振り続けた

再発なんてある訳ないと信じてたけど、潤が嫌がるのだから仕方が無い



更に潤は以前と同じ様に家事をしようとして

だから俺が手を貸そうとすると、「大丈夫」と言って拒否されてしまう

俺からすると危なっかしくて仕方がないんだけど、これも譲らない

ある程度はリハビリだと思うが、ケガをしては元も子もないと心配で、俺の方がオロオロしてしまう

潤てこんなに頑固だったっけ?

一緒に住んでみないと分からない事は沢山ある、誰かがそんな事を言ってた気がするけど、今更ながら納得してしまう



潤の頑張りもあって、車イス生活にも少しずつ慣れてきた

なので…岡田さんの楽団に顔を出す事にしたら、潤は凄く緊張してて

まあ、休団中だし、車イスでは初めてだから無理も無い

それでも楽団に着けば、心配して寄って来る皆と楽しそうにしてた

せっかくだからと俺の指揮で何か演ろうと言われて戸惑ったけど

一方でこうなるんじゃないかと、密かに持ってきた潤のフルートを渡すと、少し複雑そうな顔をした後嬉しそうに受け取ってくれて、すぐにチューニングを済ませる

潤がこのところ、練習を始めてたのは知ってたから自分で持って来るかと思ったら布団の下に隠されてて

それに気付いて良かったと、潤の表情(かお)を見て思う



軽く合わせてみて感じる

治療中は練習出来なかった潤の事を知らなくても、皆潤の事を思って演奏してくれてるって

特に仲間の四人…中でも同じパートの村上は潤の事を良く見ていた

こういう事がこの楽団の温かい演奏の根底に有るのだろう

さすがは岡田先輩の楽団だ



「やっぱり翔さんの指揮する姿は好きだな

特に譜面台をタクトでカツカツって叩かれると、キュッて気が引き締まるんだ」


帰りの車の中で急に潤に言われて

前から指揮してる姿に関しては聞いてたけど、まさか譜面台を叩く所までとは…

そんな事もあって、家に帰り着いてすぐに潤の唇を塞いだ

本当はもっとゆっくり待って、体調と相談しながら…と思ってたのに

あんな風に思ってくれてるんだって分かったら、ガマン出来なかった

だけど潤も俺に応えてくれて

同棲して初めての情事は、とても熱いものとなった

あ、もちろん潤の体の事を考えて、何とか一回で終わらせた

…けど…ああ…



vol.134 




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某天気予報アプリで、雨雲レーダーを見てたんですけれども

「20分後に雨が降り出します」と、言うのを見てから1時間半

降らないじゃ〜ん!

慌てて洗濯物とか入れたのになあ…

うーむ…この先、信じていいものか悩みます😑 



今回も読んで頂き、ありがとうございました❤️💜