●高野山大塔修正会
高野山の壇上伽藍では、正月三が日と1月5日に、
「修正会」が行われます。
今年も氷点下の高野山で「大塔修正会」に参詣しました。
今年は防寒対策を強化して臨んだので、
体感的には寒さはマシでした。
去年より参列者が少なかったような気もします。
約2時間半の法会。
兎に角、高野山の冬の法会は防寒対策が必須です。
「修正会」は、正月にその年の幸福を祈る法会で、
文字どおり「正月に修する法会」であることに由来します。
新年の天下泰平や五穀豊穣、そして招福除災を大日如来に祈念します。
法会では、最後の方で僧侶が牛玉(ごおう)杖で床を叩き、悪いものを祓う魂鎮め「牛玉加持」を行います。
法会終了後は、今年も御供所で「牛玉杖(高野山では、これを福杖という)」が配布されました。
大塔内では、その福杖を入れる紙袋が配布されて、
それが整理券代わりとなります。
平成27年から9年連続での参詣となりました。
早いもので、あと3年で一回りですね〜。
壇上伽藍参詣後は、奥之院でお大師様に新年のご挨拶をさせていただきました。
ちなみに、長らく拝観を停止しておりました、奥之院燈籠堂の地下法場ですが、1月1日より、
拝観を再開しています。
ただし、拝観の際にはマスク着用の上、長時間の滞在はお控えください。
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◆2023年上半期版