後半ぐっぐっと笑ってください、の映画「ウェディングハイ」
バカリズム脚本の映画、ワタクシ的にはふたつめ。。
この伏線回収的脚本、長澤まさみの「「コンフィデンスマンjp」シリーズでおなじみなのだが、ようやく日本ドラマにも浸透してきそうな気配で楽しみでもある。
主演はすっかり貫禄のある姉御になってしまった篠原涼子らしいのだが、他のキャストも主演クラスの面々を揃え、頑張ったな、の老舗松竹さん。
久々に力発揮した? らしい。
最初の30分はまったり中村倫也のナレーションに眠くなりそうになりつつ、広瀬すず、じゃない関水渚の背中の露出にハッと目覚める。
渚ちゃんの腰まで見えそうだよ、ホリプロさん。
「植物図鑑」や「空に住む」で結構お気に入りになっていた岩田剛典も出ているのだが、どんな役と思いきや、思いきやすぎる役で岩田君、笑わせてもらいました、となった。
意外なポイントゲッターもどきの点稼ぎ見せてくれた向井理にも、さりげなくお疲れ様、の拍手を送りたい。
元々全く興味のない結婚式がテーマでバカリズムの脚本でなければ、多分見なかったであろう、というこの映画。
結婚式テーマに多少首を突っ込めば、今時の結婚式とはこれほどまでに面倒にするものなのか、と驚く。
衣装や引き出物や料理位のよりどりみどりはわかるにしても、テーブルに置く紙ナプキンまで当人たちが選んだりするものなのか。
プランナーなどという職種があるのもこの映画で初めて知り、少しはまっとうな世間の風にさらされた? ような2時間でもあった。