今回で3度目の二年参り。

なぜか、気に入っている。

体調不良なので、今年はやめておこうかと思ったものの、大晦日の目標はそれだけでいい、とこの老骨にお願いする。

 

カイロを1枚貼って、40分ほど前に到着すると、今年は意外に並んでいる人が少ない。

初めて2番の列に並ぶことができ、真夜中の天照大神の鏡をじっくり眺める。

本物の八咫鏡も見てみたいのだが、神鏡の不思議な輝きにも惹かれる。

 

よく見ると、去年一列目で見かけたかなりの高齢老夫婦が今年も一列目にいる。

外気温0℃。

去年はマイナスだったのでまだ今年は暖かいのだろうが、5分も経つと心身ともに冷え込んできて、足踏み状態。

これから午前0時まではたして耐えられるのか。

前の老夫婦にチカラを貰いながら、耐える。

 

なぜか今年はスピーカー越しのカウントダウンがなく、5分前に境内の灯が消えた後、和太鼓が響き、突然点灯して、即お参りとなった。

お参りを終え、お守りや絵札などを購入し、神社を後にする頃にはもう長蛇の列。

静けさの神社が様変わりしていくつかの屋台の灯が一段明るくなる。

新しい年が始まった。