ひとつずつ失くして忘れて軽くなる時という名の処方箋

陽だまりに君が居た場所眺めてる野良猫以上恋人未満

足跡が芸術してる雪の朝誰かの一歩に夢を重ねる

だからなにそんなふうに生きてきた目覚めた朝の重い抵抗

雑踏に彩をまとう冬景色ポンパドゥルで弾む足