ディモルフォセカの黄言葉をのみこむ夜手の届く場所でソリティアのカードがシャッフルされる 今夜もまた眠る前の危険因子をたっぷり浴びて発光していく私たちのカラダ夢の中に続く迷路の入口はどこにあったのか今夜も見つけられずにカードをめくる区切られた1日の終わりはささやかに結ばれた約束のように忘れられて 風に舞う生暖かい夢の残像が今も網膜の裏側に貼りついて不安の種を散らしてゆくから夜の扉は開いたまま目を閉じよう祈り人の希望のために