いよいよゾゾ(スタートトゥデイの、プライベートレーベル)の受注開始。いろんな記事をみかけましたが、そのほとんどが、(日本の経済紙では)アマゾンファッションとの関連で論じられています。


 アマゾンファッションが、日本のファッション業界を揺るがしているなんて切り口が一般的で、そう書いている新聞記者は「洋服は嗜好性が強いのでネット通販に適さないとみられていたのに」と、言う。


 これが、最大の間違いでしょ。

 今世紀に入っても(ナローバンドの時代が終わったのに)そう言ってたのは、日本の百貨店&その百貨店を最大の販路として成長してきた古き良き時代の大手洋服メーカーでしょ。


 昔書いた『サイバーマーケティング』という著書の中で、日本の消費者がネットで買う物(ハード)の中で高い比率だった1つがファッション関連だったのに!



 百貨店の顧客とは別なんだ、と、高をくくっていた神経を疑ってましたが、アマゾンファッションがいきなり来たァ~~~~~、ってのは、ち~が~う~だァろ~~~!!!



 ゾゾに、アジア人に関して強い!ってなるためのものを見出してほしいと思っています。


 それには人材。

 アジア中の、人材。


 八頭身の色白のモデルじゃァない私たちの服を、アジアの人たちに提案する最強のしかけを生み出してほしいと思っています。パリ・コレクションに出るような服には手が届かない、多くの、豊かな時代の消費者の服を・・・


  それには、人材!




 1月末に発足した研究所に期待している。

 https://research.starttoday.jp/



 いろんなゲームで人間と人工知能が競う時代ですが、特別なファッション・デザイナーの心?頭?感受性?美意識やプライドや責任感や・・・が、どれほどものすごいのか、この研究所が証明してくれたらそれもおもしろい。



 わくわくしています(つらい時期の、小さな楽しみ)