ストラスブール美術館展へ行ってきましたw | + AcetiC AciD +

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  創始の仮定+思想の過程=化学変化<生来課程

はい、本日2度目の更新です(笑

今日はお休みでしたが、あいにくの水道工事(前記事&前々記事参照)と
悪天候の為、近場・屋内で決行できることを…と
水戸近代美術館へ赴きました。

工事のせいで家を出るのが遅くなり、所用を済ませてからだったので、
入館時間の16:30に間に合うよう、超高速で行動。

おかげさまで、16:02、到着wwwwwやったw


さて、本日のお目当てはこちら⇒ストラスブール美術館展 -モダンアートへの招待-
※注意※
企画展ページの為、会期の7月15日以降には、別なページに飛ぶ可能性があります

どうやら福井での開催の後が茨城…この後は静岡へ行くようです。


始まった当初から、見に行こうと思ってはいたものの、近いのもあってか
なかなか候補に挙がらなかったコイツ…(笑

いそいそと展示室へ……w


さて、中に入ってしまってから
作品リストをもらうのを忘れてしまった事を思い出しました。
だいたい展示作品て、入り口あたりで、作者と作品名をリスト化したものを
置いてくれてるんですよね。今日は、時間に追われてたもので、
それをもらう前に入ってきてしまった。。。

そこで、学芸員のお姉さんに(周りに誰も居ないのは分かってたけどw)、
小声で『作品リストもらえますか』とお願いしてみたところ

リストついでに
チラシも一緒に持ってきてくれました。
正面玄関前にもあるから、帰りにもらおうと思っていたのですが、
気遣いに感謝して、いただきました。

それからカバンごそごそ…
ボールペンを取り出して、リストにメモを取ろうとしたら、
また同じお姉さんが、『作品の特性上、ボールペンの使用が禁止になってますので…』と
鉛筆をお持ちくださいました。『下敷きも使いますか!?』とかなんとか言いながら。

うぅぅ…なんという心配り!!!
しかも笑顔がかわいい(笑)

ありがたくお借りして、さて、鑑賞鑑賞。


ストラスブール近代美術館といえば、欧州の芸術家たちの所蔵作品が
過去から現在にいたるまで多種多様って程度が、私の知識の限界だったんですが
ここまでとは思っていませんでした。

古典的宗教絵画から、コラージュやフロッタージュなんかの新技法作品、
デザイン画やPOP画もありましたね…
作者も、教科書で見るような大御所から、未だ健在でいらっしゃる新進作家まで。
幅広く、絵画の変遷を見る事ができました。
解説に分からない事や言葉がでてきた時には、メモを取りつつ、
後で調べられるように歩いてきました。

中学校や高校で、美術や世界史の教科書で見た記憶のある絵が数点。
ピカソやマリー・ローランサン、モネ、ルノワールやらゴーギャン…
ううううう

見に来てよかった!!!!!(笑)



一番気に入ったのはウジェーヌ・カリエールの『ポール・ヴェルレーヌ』。
彼の独特なモヤっとした画風は、昔から好きなんですが、今回初めて目にして、感激したのでw
PC画面で見るよりも、かなり複雑な色彩でした。。。
小さいですが、展示されてたのはこれ↓
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それから、ロタール・フォン・ゼーバッハの『リラの花束』。
このロタールさん、ネットで調べてもなかなかヒットしません。。。
実際ウィキペディアにすら情報ありませんでした(T_T)
アルザス地方の画家らしいってことは分かりました。さらに、風景や肖像を
多く残している…ってことくらいでしょうか…これは更に調べる価値あり。

ロタールさんを検索ワードに設定すると、出てくるのはやっぱり
『リラの花束』が良かったという感想記事。。。

以前、別な展覧会で、ストラスブールの風景画ばかりを集めたものがあったんですが
そこでは、また『雨の通り』って絵が人気…そして、誰もがどんな人だかわからんとw

面白いですねw

実家の百科事典(うちの実家には古いですがブリタニアが全巻あります)にも
載ってなかったりして…調べてみよう。

ちなみに、そんな人気の的の『リラの花束』はこちら↓
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ミュージアムショップに、ポストカードがあったので、思わず購入しましたw

リラってのは、ライラックのことですw うつくしーーーー……


そんな私、ミュージアムショップが大好きなんですが、
とある筋にて事情は承知なのですが、この水戸近代美術館さん、
確かショップオーナーが変わっていたはず。
どんな風になったのかなー…と、帰りに寄ってみました。

ををををw

かなり様変わりしましたねー。

つか


何か


前のショップさんに慣れ親しんでいた分
ちょっと寂しいな…いろいろと。
品揃えも少なくなってるけど、置いてあるものにイマイチ魅力感じないな…
ディスプレイのせいなのかな…

などと思いながら狭い範囲をグルグルしていると
面白いもの発見w

『立版古(たてばんこ)』
制作会社さんは、まさにこのリンク先の会社さん。
伝統ある工作を、現代に残そうとするのは素晴らしいことです。

商品には種類がいくつかあり、
北斎の富嶽三十六景やら、水木しげるさんの鬼太郎やら…
で、その中に、ダリの立版古を発見。

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一緒に写っているのは、先ほどの『リラの花束』のポストカードなんですが、
立版古はもう一個の方ねw
あの平たく歪んだ時計でお馴染み、サルバトール・ダリの『記憶の固執』ですねw

おお…作ってみたい…

てな意欲が湧いてきて、今回の企画展には関係ないのに、思わず買っちゃいましたw
今日はもう飲んでしまっているので、手元が狂わないように
シラフの時に作ってみようと思います(爆



何だかんだと不動産屋に振り回されましたが、
そんな訳で何とか、閉館の17時ぴったりに、美術館を後にしました…



お陰で、なんだか凝縮して良い時間が過ごせたような、そんな気がします。




さて、追記ですが

展示室の出口で、お借りした鉛筆などを返却し、さて階下へ…と思って
ふと見ると、アンケートの協力をもとめる張り紙が。
『抽選で20名様に、次の企画展の招待券をプレゼント』という見出しに惹かれ…
たのもありますが、入り口で親切にしてくださった学芸員さんに、お礼が言いたくて、
特に評価という訳でもなく、ただコメント欄に、
『ネームプレートは拝見しておりませんが…』という出だしで、
リストや鉛筆をお持ち下さった旨の感謝を記入してまいりました。


お姉さん、あなたのお陰で、良い1日でした、ありがとう^^


さて、追記の後の余談ですが

時間があまりに無かった為、
今回は企画展のみだという頭で入館していたため
常設展を見るつもりもなく出てきてしまったのですが
(常設展は、企画展のチケットのみで無料入室できます)

駐車場へ向かう途中の掲示を見て、ショック。

那波多目功一氏の作品が、展示されておったらしい!!!!!
これ。タイトルは『耀』。↓
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この方、今もご健在であられる、茨城は水戸のご近所、那珂湊出身の
私が大好きな日本画家様です。。。。

我が家に来た事のある友人方々、もしかしたら玄関先に飾ってあった
このポストカード、見た事あるかも?↓
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これも、那波多目氏の作品です。

ちなみに、前者の牡丹の絵は、去年、近代美術館の所蔵になったらしく、
常設展に顔を出すのは、もしかして今回が…初!?

うわわわわ…

もったいなかった。見たかったなぁ…と
後悔しきりですが、常設展だけなら半額ですし、また今度伺いましょう。



とにかく、ここ数日(今朝もだけど)のイライラが吹っ飛ぶくらい
良い休みだったのは間違いないwwwww

行って良かったです。
今日は気分よく寝ますwwwwww