スズキの歴史を振り返った本。
もともと、婿養子だったそうですが
1978年から社長に就任し、
30年間でスズキを3兆円企業に育てています。
スズキは大企業ではない、売り上げが3兆円でも
会社の生み出している付加価値は中小企業並みだ
ボトムアップはコストアップ、トップダウンはコストダウン
インドに出て行ったのは、他の自動車会社が目をつけていない
市場だったから。小さい市場なら一番になれると考えたから
セールスは断られてから始まる
1位と2位が争ったら3位以下は吹き飛ばされる
常に危機感を持ち、トップみずから
あちこち交渉に出向いたり現場を見回る姿は
確かに中小企業的です。
身の丈も理解しつつ、しかしGMのような大企業相手でも
言うべきことはキッパリ言う、頼もしいリーダー
ワゴンRとかアルトとか、ダジャレから
車の名前をつけているところは
本当におやじって感じ。
- 俺は、中小企業のおやじ/日本経済新聞出版社
- ¥1,785
- Amazon.co.jp