官僚たちの夏 城山三郎高度成長期の1960年代、通産省において 日本の製造業の国際競争力を高めるための 法案の制定に努力する官僚たちの様子を描いた小説。 実在の人物に基づくお話だそうです。 政治家に振り回される者、過労で倒れる者、 働きすぎず涼しい顔して仕事をこなす者、 海外赴任からなかなか戻ってこれない者、 出世レースから外れたポジションに異動になった者、 色々なキャラクターの人物が登場します。 組織で働く人間には響く一冊だと思います。 官僚たちの夏 (新潮文庫)/新潮社 ¥620 Amazon.co.jp