池上彰の宗教がわかれば世界が見える 池上彰 | さこのブログ~ワーキングマザーの料理修行

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都内在住、4歳と0歳の息子を持つOLです。
仕事と育児・家事で忙しい生活の中でも、家族にはなるべく手作りのおいしいものを食べてもらいたい。。。そんな考えで「頑張り過ぎない」パン・お菓子作りをしています。そのほか、読書、育児のことも記録しています。

池上彰が、8章から構成された本です。
1章で現在の世界情勢と宗教について
ざっと解説した後は
学者、住職との対談を通じて仏教、キリスト教、
神道、イスラム教について議論する内容になっています。
教科書的な話よりも対談がメインの本です。

今の日本は安定した社会だから宗教が普及しにくい、
お寺は昔は戸籍を管理する役所的な役割があった、
安土桃山時代はバブル経済で江戸時代はデフレだった、
三回忌、七回忌というのは日本だけの習慣であって、
仏教としてあまり意味はない。

といったあたりが興味深かったです。
普段は深く考えたりぜす、なんとなくやっている
日本人の独自の文化、習慣、宗教観について
他の宗教と比較しながら考えてみるのは
なかなか面白いです。

池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)/池上 彰
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