最近意識をしているからか、
同じような類の記事や本が目に付きます。



資本主義は、もう「戦争」でしか成長できない 東洋経済online
思想家・内田樹×政治学者・白井聡 特別対談
http://toyokeizai.net/articles/-/125090?page=1




資本主義の終焉、その先の世界




東洋経済onlineの記事にもありましたが、
もはや日本においては"国家として"の「経済成長」を
無理矢理目指すのは限界だと私も感じています。
まだまだ私個人は勉強不足は否めませんが、
勉強でどうにかなる世界なら恐らくもうどうにかなっていて、
英知を終結させて施策を打ったからと、
戦略がズレていれば結果は出ないという事かと思います。



成長なしでも生き残る戦略を考える
という言葉には大変共感します。
「資本主義の終焉、その先の世界」
でも近い事が書かれていましたが、
資本主義というシステムは、
効率的に生産する生産性を競う
ことがイコールで成長を意味してきたようですが、
需要が満たされたところでそれをやっても
同じような結果は残らないという事です。



ただ上記はマクロな経済という意味で言っています。



ハイスピードで成長した現在の経済は、
弊社の言う「不本意な食」ならぬ
「不本意な経済」
がたくさんあると思っています。



そういう意味で、
我々のように機動力だけはあるベンチャー企業にとっては
課題解決のチャンス(案件)溢れる時代だと思っています。



不本意な経済には課題があり、
それを解決する事で新しい経済が生まれます。
例えば弊社の「旬八青果店」はまさにそれです。
捨てられていたものに価格を付けて流通させました。
そしてそれが価値があるから継続出来ていると考えています。
これらの繰り返しで、新しい経済は生まれていきます。
一見非効率に見える戦略ですが、
課題を解決し経済を創るという戦略は、
私が思うに唯一の真っ当な企業の成長戦略だと思っています。



タイトルで勘違いしてはいけない事と書いたのは、
「成長をしないでいい」
と同義の発言とやたら批判だけは大きな声でする方々が
どうしても増えているようにも思うからです。
どの世代でもいるので、この世代は!なんてことは言えません。
話していては時間の無駄なので話さないようにしていますが。笑



私が思うに、
個人レベル、企業レベルでは、
「成長」へのコミットメントは圧倒的に行わないといけません。
それが生き残る戦略で行うべき行動であり、唯一の方法です。
また、その繰り返しの先にしか、
資本主義の次は見えないと感じています。
原点回帰だとかそういう概念は歴史を学べばあり得ないのが分かります。
そもそも原点ってどこなのでしょうか。笑
大分、いろんな主義の時代ありましたけども。



「成長」はもういいと達観した方々は、
「お金(給与、自治体・国の助成金など)」が当然もらえるものとして
どこから生まれた原資が分配されているかも
全く考えていない発言がやたら多いです。
まぁ、自分が成長するためだけに採用面接を受けに来る新卒も、
成長意欲は認めてあげますが、
同じくお金の出どころを理解していないという意味で酷いですが。笑



未来の子どもたちのために
と言いながら、
未来への資産をいろんな形で食いつぶしている方々を見て、
こういう人が日本を席巻する前に、
真っ当に企業として「成長」をし、
自社で雇用する人材もですし、サービスを「成長」
させる機能を持った存在になって行く事が社会課題の解決であり
経済を生む可能性のある価値ある行動だと強く感じています。




この繰り返しがもしかすると、
日本経済や世界経済の「成長」へと
繋がる可能性はあるのではないかなと思っています。
それが資本主義なのかどうかは分かりませんが、
資本主義を学べば学ぶほど、
最近は資本主義では語れない出来事が多いなと感じているところです。



資本主義否定と受け取られるとバイアスかかった想像されるかもなので
一言加えておきますと、
無宗教支持政党無しです。笑
おいしいもの党?