食品の販売業界にいてやっと見えてきたことがある。



超超超基本過ぎるのだけど、
これ、実は多くのメーカーが気が付いていないように思う。



一番大事なセオリー


モノづくりへのこだわり?
デザイン?
サイズ?


いやいや、
一番大事なのは、
マーケットを意識できているか


もっと具体的に言うと、
買ってくれるお客様の使用シーンを想定できているか。



使用シーンが想定できていれば、
自ずと、デザインやサイズも決まってくるし、こだわりも決まってくる。



実は、作ることへのこだわりは職人的で素晴らしいのだけど、
それを良しと思ってくれる人が1人もいなくなったらそれはただの趣味になる。
これ、こだわり(仕事)と趣味の難しいラインだと思う。



こだわりはどうしても先に来てしまうもの。
これは僕もそうなりがちだから分かる。
だとしたら、自分で制約を与えるわけだから、
その制約の中で必死に試行錯誤して仕事に昇華させないといけない。



こう考えると、
お客様は神様ってのは本当だな。
お客様がいないと、商品を作ってもゴミになるし、
お客様がいれば、商品は喜ばれる商品たりうる。