小学生の私が国会中継を好きだった理由 | SAKKUNのエッセイ集

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街歩き、小旅行、人間観察…。SAKKUN執筆のエッセイ集です。

小学生の頃から、テレビで国会中継を見るのが好きだった。


「変な小学生だな。国会の審議内容が理解できるのか」と奇異に思われよう。


当然のことながら、神童でもない私に理解できるはずがない。


国会で大人が「くん」という敬称を用いるのが、私は面白くて仕方がなかったのだ。


小学生から見た大臣、議長、議員各位は「おじいちゃん」だった(もちろん「おばあちゃん」もいた)。


小学生の私は「くん」は子ども、特に男の子を呼ぶ時の敬称としか理解していなかった。


だから大人が「くん」で呼び合う場面がたまらなく面白く、興味深かったのだと思う。


ところで今、私も「くん」で呼ばれる機会が少なくなった。


学校時代の同級生ぐらいだろうか。


同級生のお母さまも「くん」で呼んで下さる方が多いが、鬼籍に入られた方も少なくない。


SAKKUNは私の幼名だが、当ブログで皆さんに覚えていただいた名前なので、年齢に関係なくこれからも使い続けたいと思っている。