病気の発覚

ピアノコンクール挑戦3年目の年でした


思ってもいなかった病気が発覚しました


乳がんです


今年もまたコンクールに向けて頑張るぞ!


と思っていたある日、何気に触った右胸の上の肋骨近くに、少し固めのコロコロとしたものがあることに気づきました


乳がんのしこりは、固い塊みたいなのが自分でも触ってわかると聞いていたので、何度も触りましたが、とても小さく、でも固い?というほど固くもなく、鶏の軟骨?みたいな、こりこりっとするイメージでした

乳腺症で、若い頃から、コロコロとした塊は触るとあり、前に検査もしても大丈夫だったので、あまり心配はしてなかったのですが、念のため、最近乳がん検査してないなーと言うこともあり、病院に行ってみることにしました


病院は、個人病院を選びましたが、乳がん治療で有名な先生が開いている病院で、何か見つかっても、その日のうちに、MRIまでやれて、ある程度診断がつくという病院を選びました


当日、

マンモグラフィー、エコー、を受けた段階で、何か乳腺と違うものが見える、と言われました


その日のうちに、近くの提携している検査機関で、MRIを受けました


MRIの結果がでるまで、1時間かそこらあったでしょうか


朝から何も食べてなかったので、近くのファミレスに入り、パスタを頼みました。でも、数口くらいしか食べれませんでした


検査の結果が不安でたまりませんでした


そんな時、ピアノの年少さんの生徒さんから、先生に見せたい、と、幼稚園で楽しそうにピアニカを演奏している様子が送られてきました


この生徒さんは他の先生から移ってきた生徒さんで、レッスンが嫌で.ピアノを弾くのも嫌いになりかけている状態でした。

先生のおかげで嫌いになりかけてたピアノが大好きになりました、


というお母様からの文が添えてありました。


涙が溢れてきました。

その後、結果がでて、
やはり、乳がんで、しこりをつくらないタイプの非浸潤性乳がんの可能性が高いと言われました。
(私がコリコリ感じた塊は、乳がんのしこりではなかったようです)

目の前が真っ暗になりましたが、先生のきちんと手術でとれば100%治ります、と言う言葉で救われたのを覚えています


その後の展開は、私は本当に何もかも恵まれていたのだと思います


続く