2024/05/08 来季に向けて備忘録 多雨で苦戦した春 | vege forest 野菜の森 〜シンフォニア農法実践録

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2020年春から始めた三浦伸章さんのガッテン農法、その後のカジカ氏提唱のシンフォニア農法を参考にした畑のこと。合気道のこと。持病の潰瘍性大腸炎や、子育てのこと

今季は3月中旬から雨が多く、3日続けての晴れがほとんど記憶にない


そのためニンニク、タマネギの収穫が苦戦





▽ニンニク🧄


去年の収穫では枯れた茎を縛って軒先に吊るして乾燥させていたが、今季はそもそも茎が腐敗しているものが多い。


仕方なく全ての茎と根を切り落とす。腐敗が実の表面の皮まで進んでいるものも多く、選別が手間だったので全てを粒にバラしてから乾燥へ。


表皮が腐ったものは取り除き水洗いして水分を拭き取り優先して使う。表皮が無事だったものは、粒が大きなものは来シーズンの種へ。


天候を勘案せず出来を採点すれば60点。ただ植え付け量が前季の倍多かったので、収量自体はまあまあ。


▽タマネギ🧅

早稲は3月末には最初の収穫。雨の影響が少ない分、小ぶりではあるもののしっかり量はとれた。


問題は今日確認した奥手


先週ぐらいまでは葉もしっかり緑色をして立っていて、今日見たら1/5ぐらいが枯れていた。


枯れ切ったか朽ちたかで葉がなくなりかけているものもあり抜いてみると、ほとんど食べるところがない。ホームタマネギのタネとして売られているぐらいの小ささ。


日照不足と畑の有機物不足、数を植えすぎ…色々原因が考えられる。奥手は初めての栽培…早稲に比べて難しいというのはこういうことか。


▽スナップエンドウ🫛

2季続けて収穫ほぼゼロ。


草丈15センチ程度までは確認していたがいつの間にか枯れて姿が見えない。ツルを絡ませるものが周りにある環境に蒔いたつもりたったが上手く伝っていってくれず。単純に地力の問題か?


▽カメムシ容疑者

空豆、春菊の葉っぱがほぼ全滅。レタスも相当食べられる被害。


ラジオか何かで今年はカメムシが多いと聞き、今日見回りしているとイチジクの新芽にカメムシの姿を確認。


今年特有の不作は雨とカメムシが原因か。両者連動しているとは思うが


▽今後の検討課題


1️⃣地力の充実

 有機物・枯葉、米ぬか、油粕、もみくん、枯れ草などのさらなる投入


2️⃣風の通り道の確保

 多雨、湿気への対応策。植え付け時、背の高くなるもの、茂るもの、這うものの配置を生長をイメージしながら。雑草たちの草丈管理。そもそも望まない草の量を減らす工夫。


3️⃣ミネチットの噴霧

 株自体の力を強くして虫に対抗してくれる。今季より回数を増やしてみるか


☘️ ☘️ 


今日はハンズマンで24鉢600円の特売苗を植え付け。半分はトマト。残りはゴーヤ、メロン、キュウリ、ピーマン、パセリ。2回に分けて今日が2回目の植え付け。


ニンニク・タマネギ収穫後の畝に有機物を加えて立て直した畝に、生長を想像しながら配置を決めて植え付けた。




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