夏みかんの種の利用法 | 文京動坂診療所とさきたに内科・内視鏡クリニックを運営する医療法人社団佑光会理事長の公式ブログ

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東京都文京区千駄木の文京動坂診療所、千葉県習志野市、津田沼駅前のさきたに内科・内視鏡クリニック。ピロリ菌、苦しくない胃カメラ・大腸内視鏡、日帰り大腸ポリープ切除手術、経鼻内視鏡、人間ドック。理事長は東京大学理科三類を経て東京大学医学部卒、医学博士。

3年ほど前、夏みかんを食べた時に、種をとっておいて、植木鉢に埋めておいた。

5つか6つの種を埋めておいたが、どれも芽が出て、少しずつ大きくなったので、間引いて2本の苗を残して、ベランダで様子を見ることにした。

柑橘系の葉には、アゲハチョウが卵を産むことがあると聞いていたが、1、2年は何事もなかった。

今年の夏に、ついにアゲハチョウの幼虫を発見した。小さい黒っぽいのが、かなりたくさん。数日で、3匹ほどに減ってしまった。暑さにやられてしまったのかもしれない。

しばらくして、そのうち2匹がみどり色の、5令幼虫になった。1匹は室内の虫かごに入れ、1匹はそのままベランダの苗木に置いておいた。

数日後、ベランダの幼虫は、どこを探しても、いなくなっていた。ベランダに飛んできた鳥に食べられてしまったのだろうか。

ついに1匹となった幼虫は、さらに数日後、サナギになった。

さらに数日後、サナギから、きれいなアゲハチョウが羽化した。虫かごからベランダに離すと、ヒラヒラと飛んで行った。

また気まぐれに蒔いた夏みかんの苗に、アゲハチョウが戻ってくるかもしれない。

おわり