前回の記事は去年の11月16日。
もう前回の記事から1年以上経ってる。
(そのあいだに書いてる全然関係ない記事の理由についてはこれもあとで触れます)
つづきを綴ろう。そう思ったのは、Googleさんから届いたこんなお知らせのおかげなわけで。
■落ちるところまで
面接は落ちた。
もっと言うと、その後も正社員の応募は「全部」落ちた。
そんな、2023年から2024年にかけての、小生50代(ずばりリストラ宣告時50歳、今はもう51歳)による、転職の現実、数値データを公開しておく。
(のちにこの数値を管理してたスプレッドシートも公開します)
▼ちなみに、去年の11月16日の数値がこれ(再掲)
累計161件応募して
152件書類で落ち (約94.4%)
0件面接予定 (0%)
1件2次面接結果待ち (0.6%)
1件辞退 (0.6%)
7件書類審査待ち(5.6%)
その後、12月末に例の自主退職命令をくださった会社を無事に退職し、
(参照記事👉https://ameblo.jp/sakishimagt/entry-12827916964.html)
次が決まらず、すなわち「無職決定」のまま年を越し、
嫁には「リストラ喰らった」なんて引き続き言わず、
働いてる風」に見せつつ、猛烈に転職活動を引き続き継続した1月から2月末。
この間、ほんとに「在宅で良かった」そう思った。
そもそも以前から1日中家にいるので、無職だろうがPCさえ触っていればバレなかったw
その間、2月にコロナにかかり、3月は味覚と嗅覚を完全に無くして生きていた。
恐るべしコロナの後遺症。幸い若干の味覚はあったので食はまだ何とかなったが
世の中から匂いが完全に消えていたあの間は、正直、恐ろしい虚無感に襲われていた。
あぁ、神様は自分から職も奪い、嗅覚も奪いのか。次は何を奪う気かと。
▼そんな50代の転職活動の現実数値がこれ
※転職活動実施期間:2023年10月1日~2024年3月31日
累計338件応募して
累計332件書類で落ち
6件面接して
うち3件最終面接までいって
うち2件内定
うち1件辞退
■正社員面接の途中で
そう、2件の内定をようやく3月にとれた。
共に4月から働ける「在宅フルタイム勤務の正社員」の募集で
そこに応募して幾度の面接を重ね、最終面接で「GOサイン」のはずだった。
そう、藁にもすがる思いで、己の屁の香りすらわからないまま、
緊張で臨んだこの2社の最終面接。
うち1社は、某ハイクラス層向け女性雑誌の編集社の
Webマーケ部門のディレクター業務。
もう1社は、Web接客CXツールKARTEを主に扱うwebマーケティング会社の
クライアント支援部隊のwebマーケ実働部隊。
どちらも正社員募集だったのに、最終面接で「業務委託となります」と切り出された。
それってあり?と思いながらも、
「ふざけんな!だったら辞めます!」なんて言えるような状況は微塵もなく
(そこまでの書類通過率・面接数からして)
「はい、ぜんぜん問題ありません!」なんて言って受け入れた。
さらに、うち1社は、在宅OKで面接進んできたのに、最終面接で
「やっぱり出社が週1回は必要なんですよねー」とか言い出しやがり。
あげく「在宅はあくまで関東近郊にお住まいの方で、いざとなったらすぐ出社できる距離でないと・・・」
などと言われ、「お引越しの予定はございませんか?」とまで言われた。
さすがにこれに関しては、
「だったら辞めます。ご検討ありがとうございました」と伝えて丁重に辞退させて頂いた。
ま、辞退させるための口実を出されたと理解している。
■フリーランスという名の…
そんなこんなで
2024年4月より業務委託でフルタイム稼働を開始。
そしてこの1社の裏切り的な「業務委託化」をきっかけに、
それまで以前記載した理由(不安定化)で我慢していた
「業務委託かけもちまくり」という方向性を解禁した。
そう、もう正社員を完全に諦め、フリーランスという名の
業務委託請負まくり人生に100%振り切ることにした。
そこから今に至る変遷がずばりこれ。
■実録!51歳の業務委託請負まくり記録 2024
・webマーケティング会社のクライアント支援部隊のwebマーケ実働部隊。月80h×4000円/h
・webマーケティング会社のMAツール導入相談アドバイザー 1回2万円×2回実施
・食品卸売企業の販路拡大セールス担当 月30h×1800/h
・Web製作会社のオンラインフィールドセールス担当 月20h×2200円/h
★印刷会社の新規事業のWebマーケティング戦略企画担当 月20h×2250円/h
・自動車関連企業の新規事業マーケティング業務 月20h×2000円/h
・Webマーケティング会社のWeb製作担当 月額固定10万円
・Webマーケティング会社のSaaSセールス顧問 月80h×3000円/h
・SEOコンサル会社のコンサル案件インサイドセールス担当 月90h×3000円/h
★EC関連SaaSの集客用オウンドメディア運用担当 月額固定5万円
★EC関連SaaSのPM 月額調整中
★LP運用型製作のWebディレクター月140~180h 月額固定60万円
★印=2024年11月現在も継続中
■ありがとう、リストラ。
結果、2024年11月現在の自分はどうかと言うと。
「リストラされて、良かった」と思っている。
・Before(去年の今頃)
↓↓↓
※参考に自分が収益管理してるスプシの一部を公開する。

あれだけ正社員応募して落ちまくったのは、
「おまえは業務委託で自由に羽ばたけ!」という神様のメッセージだったのでは!なんて思うほど。
この8か月、必死に上記業務委託案件にくらいついているうちに、
それまで「正社員路線」ではなかなか案件紹介もなかったエージェントから
様々な「案件紹介」を頂くようになった。
そして、目の前の業務をゴリゴリにこなしつつも、
より自分にあった業務やスキルアップにつながる業務内容を貪欲に貪り続けた。
そして、その経験とスキル、人脈の広がりは、間違いなく個人事業のほうにも活かされた。
・協業の申し出を頂いて、案件ご紹介を頻繁に頂くようなパートナー化して頂けた。
・自分ではカバーできなかったSNSアカウント運用や動画製作という領域のパートナーが見つかった。
・SEO方面での経験は自分が管理しているWebサイトのお客様(約20社)にも活かすことができはじめている。
・さらに踏みとどまっていたアイデアを具現化して収益化に向けて動き出せる体力的余裕がでてきた。、
・フリーランス化を明確に公私共に公開すると、いろんな話が降ってきた。
・Web製作案件の受注ペースがあがり、新たな領域にも踏み出せて各種アップセルにも繋がっている。
■50代 転職活動のまとめ
もちろん、この状況がずっと続くなんて思っていない。
けれど、フリーランスという名の「不安定さ」は、裏返すと「広がりも無限大」なのだ。
そして、だからこそ、毎日が戦いだ。
はっきり言えることは、どこぞの企業の「事業部長でござい」なんて下手に看板背負って生きていたときよりも
神経は研ぎ澄まされ、いつも己の収益増加に繋がる手段を考えまくり、
常にほどよい緊張感を持って毎日を過ごしているということ。
朝の子供の学校への送りから始まり、学校迎え。
(家の都合で学区外登校となってしまっており仕方なくクルマで毎日送迎)
子供の習い事(サッカーやECC)の送迎は毎日ルーティーンで組んでおり変わらず。
駆け抜け続け、結果、手取りで30万円ほど月額収入をさせた。年収では360万円以上のUPだ。