7年前の記事ですが、久しぶりにこの話しをする機会がありましたので記事にもアップします。

 

この考え方を話すとほとんどの生徒さんは「そんな考え方があったなんてびっくり」と「目から鱗」的な感じですが、以前1人だけ

「でも私はやっぱり足を踏んだ人が悪いと思います。その人が謝るべきです。」と言った子がいました。

とてもお顔立ちの可愛い子でしたが、一次試験も通過することができませんでした。

 

これまで様々な生徒さんを見てきて、そのような心がけ…心の向きの方向により人のオーラ・人の顔つき・目つきはずいぶん変わるものだなと感じております。

そしてその醸し出す雰囲気で第一印象なるものが様々変わってきて、ひいてはそれが一次試験に影響しているように見えます。

 

自分に矢印を向けること。

自分が思っていた事でも、別の人が少しでも同じように思っていると「〇〇さんが言っていた」とか「〇〇さんもそう思っている」とか「人のせい」にしてしまう人がいます。

 

他人をコントロールすることはできません。

 

まずはしっかり自分に矢印を向けて自分の言動が正しかったのか、ちゃんとお相手の意向に沿った言動ができているのか、自分がそのようなことを言ったりやったりする事は、自分の立場を正しく弁えている行動なのか。

 

田中角栄氏の名言

「言っていいこと、悪いこと」

「言って良い時、悪い時」

「言っていい人、悪い人」

 

これらのことを瞬時に総合的に正しく考える事が大切なのではないかと思います。


宝塚に合格できなかった人や、宝塚受験生でない人たちでも、こちらでこのような話を聞き、根っこにその精神をきちんと持っていると、社会に出てもさほど困らないようです。

社会に出れば「年下の上司」に出会う事だってあるでしょう。


ここを卒業して行った子たちがそのように話してくれるので、私は安心して、それを信じて次に来てくれる生徒さん達にもこのような事を話しています。


そしてこのリブログした記事の中の「お相手の人柄もわかってしまいます」との部分…。

これは「宝塚に問題がある」という事ではなく、純粋にそれぞれのお人柄…お育ちの問題だと思います。