以前レッスンの時にも話しました。
「これから人間はどんどんバカになるような気がする。ITは最低限その機械の使い方などを自分で理解して学ばなくてはならない。しかし、AIとかチャットGPTとかは自分で全く考える必要がないから。」

この危機感を覚えている人も多いようですね。
仕事の効率が良くなったり、人を助けてくれたり、良いこともたくさんあるでしょう。

テレビを見ていたら、チャットGPTを開発した人だったでしょうか…が「計算機が出てきたときに、テストで計算機を使うようになったらどうするんだ。と問題になったけれど、結局今そこまで問題になっていない。いずれそうなる。」みたいなことを言っていました。

なんとなくそれは次元が違うような気もします。

先日記事にしましたが、Eテレで「高校数学講座」を見ておりましたら、数Iにもなると計算も大変なので仕方がないと思いますが、計算機を使っておりました。
それにも結構衝撃を覚えました。
「テレビの数学講座で計算機🧮不安不安不安不安不安

結果それを写し間違えて答えは間違えるのですけれど…。
細かく言えば「写し間違いがないように、頭を使っているじゃないか!」とでもなるのでしょうか。

そう言えば先日 高校生でも今は小論文のようなものを書くのでしょうか…「私の妹がお友達のを見せてもらったら何を言いたいのか何を書きたいのか全くわからず、先生が赤ペンでものすごく訂正していた」との話しを聞きました。

生徒たちを20年近く見ておりますと、いかにも「ものを考えないで育った子」というのは顔つきと言いましょうか、目つきでしょうか…見るとなんとなくわかります。
必要以上に思慮深くなれ!などとは思いませんが、最低限考えなくてはならない事をきちんと考えて過ごしてきたのだろうなという子は、普通に…普通にと言うのもまた変な表現ですけれど「ちゃんと普通に中・高校生」です。

ここでまた「姑息なこと」「ずる賢いこと」ばかり「一生懸命考えて」過ごしてきた子も、また目つき顔つきでなんとなくわかるものです。
 
まぁ、「何が普通なのか」「普通は何を基準にしてものを言うのか」と言い始めると、これまたかなり深く考えなくてはなりませんけれど…あせるあせるあせる

記事をお借りします。