生徒たちに、自分が在団していた前後の舞台映像を見てもらうと

「重々しいです」「今の宝塚と全然違います」「品があって美しいです」

このような感想が多いので驚きます。

 

今の宝塚と違うといっても、昔の宝塚が嫌なのではなく

「今よりももっと気品があって美しかったのですね」

と、目がハートになる子がほとんどですラブ

この重厚感ある上品な舞台を知っている事。

これを生徒に伝える事が私の出来る事かなと思いました。

 

今は、世間一般でも年齢よりも若く見えることが重要 というような風潮がある様で、娘役さんは皆さんキャピキャピと可愛らしい雰囲気に見えます。

 

昔の娘役の方は、舞台上では大人っぽく「女役」との雰囲気もあり「可愛らしい」より「お美しい」「芯の強い女性」とのイメージでいらした方も多かった様に思います。


そして、楽屋入りや出の時には大変可愛らしくていらしてそのギャップにも驚かされました。

 

 

もちろん、時代の流れもありましょうから 今はそのキャピキャピとした可愛らしさを求められることが多くあるのでしょうけれども

そのような「大人っぽい美しい女役さん」というエッセンスも大切。

とうぞ 自分の引き出しにプラスしてね。と生徒には話しました。

 

TMP音楽祭の動画をお借りします。

TMP音楽祭 娘役さん

 

美しい毬藻えりさんの画像もお借りします。

 

 

私にとって大切なトップコンビさん。

平みちさんがおられなければ、私は宝塚に入っていなかったと思います。


娘役としての憧れは神奈美帆さんでした。