福島第一原発が、津波の被害にあって、原発推進の方はどう思っているんだろう。
安全で、エコだ、と言い切っておられた。
実際、原発の原子炉を作っている、技術者の方とも縁あってお話したこともある。
安全にするために、会社に泊まりこんで必死で設計した、と聞いた。
柏崎の地震のあとだったが、「あんな地震ぐらいで、びくともしない。」とおっしゃっていた。
もちろん、こんな事故なんて、想定になかった、というわけだ。
まさか、津波で電源がなくなるなんて。
そう、原発がほかの発電所からの電気で動いているなんて、まったく知らなかった。
なんだか、つくづく手間のかかるやつだ。
放射能に汚染された水をダダ漏れにしたおかげで、すっかり付近の海水は放射能まみれになり、
そんなこと知らないお魚さんたちは、被爆してしまった。
東京電力は、お魚さんたちにも、被爆した代償を払うべきだ。
だって、自然の恵みを壊したのだから。
でも、その恩恵を受けてきたのもわれわれなのだ。
私たちはこうなるまで、原発の恐ろしさを知らなかったのだ。
なんとなく怖いと思ってはいても。
神様が教えてくれたのかも知れないが、
何の罪もない、人々、魚、木々、動物、海、空。。。。。
そんなものが罪をかぶっている。
福島第一原発は東京に電気を送り続けるために、働いてきた。
今年の夏は、エアコンのない東京になるに違いない。
それはそれで、ヒートアイランドを本気で見直すことになるかもしれない。
この原発のおかげで、今まで豊かな生活をしてきたということを、東京の人たちは自覚してほしい。
もちろん、私たち関西人だって、福井に原発があったりする。
これも関西じゃない。
ちなみに、全国の原発がまかなっている原発の発電量が30%に対し、
関西の原発がまかなっている発電量は48%。
もしも、福井で津波による発電所の破壊があったとしたら、
間違いなく東京と同じ状態になってしまう。
皮肉なことに、福井と福島が原発発電量の第1位第2位を争っている。
田中優さんのお話を聞くところによると、
電力会社は遠くから電気を引っ張ってくるほうが儲かる仕組みになっているらしい。
そんなことしなくても、小さな発電設備で川とかで水力発電ができるそうだ。
原発大国フランスでも、脱原発が叫ばれているらしい。
フランスの原発依存は80%。
日本でさえ、防げなかった津波による被害。
フランスだって同じだと感じているのだろう。
世界中から原発がなくなればいいと思う。
すぐに無理なのはよくわかっているが。。。
この原発がとても厄介で、もやした後の核燃料廃棄物。
これも放射能を排出続ける。
また、福島第一原発にもあったが、mox燃料。
プルサーマルの燃料だが、こいつは猛毒のプルトニウムがたくさん含まれている。
イギリスやフランスで再処理した使われていないMOX燃料が
六ヶ所村のプールにたんまりねかせてあるはずだ。
これらはこのまま地層処分するんだろうか。
このような状況になって、お金はかかっても、そうするしかないのだろうと思う。
でも、どこに?
解体した原発の地下深くに眠らせる?
原発をなくすのは、つくるよりも、大きな課題をクリアしていかねばならなくなるのだろう。
日本は原爆で被爆しているにもかかわらず、原発を54基も作ってしまった。
地震のドサクサで工事を進めていたバカな電力会社もあったが
東京電力の状態をみて、それでも作るつもりなのだろうか。
私たちは65年前に戦争をやめたけれど、
自分たちで作った爆弾で、被爆してしまうことになった。
明日の雨は、どこに放射能が降るかわからない。
私は被爆するのはかまわない。
体がぼろぼろになっても生き続ける。
そのぼろぼろの体を引きずって、原発の恐ろしさを訴え続ける。
でも、子供たちにそんな思いはさせたくない。
日本全国の一人一人が、放射能が怖いと思っていること、
水を求めるために苦労したこと、
など、それぞれ自分たちが体験したこと、苦労したことなど、
地域によって感じることは違うと思うが、
記録しておくべきだと思う。
二度とこのような過ちを、将来にわたって犯さないために。
お金に振り回された、原発を、二度と作らないために。
利益のない人ばかりが迷惑を被る原発をこの世界からなくすために。
私たちの小さな声が、大きな叫びとして響き渡るように。



