今年の仕事納めは12月27日だった。
12月28日から自由の身となり、好きなことができる。
「わあい、美術館でも行こうかな♪」
そういえば、出光美術館で「やきもの入門」なる展示をしているはずだ。
「よし、有楽町よ有楽町。ランチは何にしようかしら」
しかし、これは幻に終わった。
ホームページを確認したら、12月23日から年明けまで閉館していることが判明したからだ。
「しょうがない。他のとこを探そう」
美術館は年の瀬まで待っていてくれない。
陶磁器の好きな私にとって大事な戸栗美術館は、12月20日から早々にお休みだった。
三の丸尚蔵館は12月27日から、横浜美術館も12月28日から休館だとわかった。
あと一日早ければ……クソッ!
「28日に開いてるのは松濤美術館か。でも、見たい展示じゃないし、掃除した方がよさそう」
時間はあるのに、相手との都合が合わない。
残念だが、1月まで待とう。
ちなみに、新宿の小田急百貨店で開催中の「シルバニアファミリー展」なら、元旦以外、6日まで見ることができる。
一度は行く気になったものの、年末の混雑したデパートを想像するとちょっと……。
てなわけで、大掃除がはかどってはかどって、明日蛍光灯の傘を洗えば終了だ。
いつにない順調さに、こちらがビックリしてしまった。
真面目に働いたご褒美というわけではないが、楽しみにしていた荷物も届けられた。
「キタ~! 有田焼の飯椀よっ」
待っていたのは、生協で注文した、柿右衛門様式のお茶碗である。
「いいわぁ、使うのがもったいない!」
お値段は何と税込み550円。
柿右衛門窯のホンマモンだったら、10万円ぐらいしそうだけど、私にはこれで十分である。
年末年始は茶碗を愛でて過ごそうかしらん。
※ 他にもこんなブログやってます!
「これはしたり~笹木砂希~
」(エッセイ)
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