夏休みを利用して、出雲・玉造温泉・松江・鳥取・三朝温泉に行ってきた。
(「何はさておき、出雲大社へ」はこちら
から)
(「出雲観光あれもこれも」はこちら
から)
見どころが多すぎて、写真を整理するのも一苦労だ。
ブログはあと3~4つほどアップの予定だが、時間がなくて全然追いつかない。
今回は、島根と鳥取でいただいた美味しい食べ物について書いてみたい。
食べた順に、まずは出雲そば。
出雲ご出身のダンナ様のいるブロ友さんから、美味しいと聞いて行程に入れてみた。
出雲大社の周りには、出雲そばの店がたくさんあり、どこにするか迷う。
「クンクン、こっちがいいかもしれない」
犬のように嗅覚を働かせ、私は出雲そばの名店を探した。
まったくの勘で、気になる道を歩き、見えた看板から店の実力を判断する。
「あ、何か、ここがよさそう」
夫と娘は黙って私についてくる。
中に入り、メニューを見ると、2人とも「いいんじゃない」と頷いた。
時間が早かったので、そば定食があり、ラッキーだった。
「そばは何枚にしますか? 3枚が標準ですが、2枚と4枚でも大丈夫です」
私と娘は顔を見合わせ、小さな声で「2枚にしようか……」と相談した。
夫はお腹がすいていたようで、「4枚!」と大きな声でアピールしていた。
あとから聞いたら、本当は5枚食べたかったらしい。
十割そばは、麺の歯応えが違う。
トロリとして、甘さとしょっぱさのつり合ったつゆに絡めると、口いっぱいに至福の味が広がる。
「美味しい♪」
3人で口を揃えて合唱した。
豆腐は自家製だろう。
マスカルポーネのようにきめ細やかで、舌触りがよい。
ちくわはアゴ、つまりトビウオが原料らしい。
日本海側の味覚は豊かである。
ちなみに、出雲大社正門から少し下った場所に、ミュージシャン・竹内まりやの実家があるそうだ。
素敵な場所に生まれ育って、うらやましい。
島根は生姜の産地でもあるという。
鳥居のラベルがついた「じんじゃエール」という名の、ジンジャーエールが印象的だ。
写真は撮り損ねたけど……。
ホテルでも、生姜ご飯が出てきて、かぐわしい香りを楽しむことができた。
ウニも有名なのだとか。
松江観光の際、38度という暑さに耐えかね、ソフトクリームの看板が出ている店に飛び込んだ。
おやおや、ここでは「ほうじ茶ソフト」をいただけるらしい。
炭酸飲料のサイダーと組み合わせ、フロートにしたものが美味しかった。
色はちょっと……ねぇ。
もう少し明るい色だと、外国人にもウケがいいと思うのだが。
松江には茶の文化がある。
私はほうじ茶よりも、お抹茶が好きだ。
和食ばかりでは飽きる。
島根を発つ日は、イタリアンのランチをいただき、家族みんなが笑顔になった。
鳥取も食文化では負けていない。
三朝温泉の夕食にはカニが出た。さすがは蟹取県だ。
伊勢海老のお造りも。日本海側でも伊勢海老がとれるのか。
これが実に美味であった。
和牛のしゃぶしゃぶは、とろけるやわらかさ。
ほどよく脂がのっていて、クセになる味だ。
鳥取砂丘ではご当地ビールに会えた。味は普通かな。
ランチはサーモン&イクラ丼。
デザートに砂丘ソフト。
梨を食べたいところだが、時間の都合で梨ジュース。
フェーン現象で、この日の鳥取は39.2度まで上がった。
ビールは水分補給にならないけれど、梨ジュースで生き返った。
ふー。
おみやげに買ったのが、「因幡の白うさぎ」である。
製造元は鳥取だが、島根でも大々的に売られていた。
よほどの自信作なのだろう。
中の白あんがホクホクしていて、1個食べれば「ああ幸せ」とつぶやいてしまう味だ。
こんなに食べれば、太るのは必至。
東京に帰り、一生懸命に働きましょう!
※ 他にもこんなブログやってます!
「これはしたり~笹木砂希~ 」(エッセイ)
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