上田に行ったついでに「篠田桃紅」展を鑑賞。

 

 篠田さんは現在105歳。若い時から着物が似合うスラリとした美人で、今でも年齢を感じさせない美しさがある。

 

 篠田さんは、最初は書道を父親から習っていたが、次第に伝統から外れ、独自の書を編み出した。

それは伝統を重んじる書道界からはこっぴどく批判され、戦前の評価は低かった。

 

しかし、戦後、GHQはじめ多くのアメリカ人が来日するに及んで、アメリカでの評価が高くなった。外国人からすると、篠田さんの書は抽象絵画となるからだ。

 

 その独自性、和紙に滲む墨の濃淡だけで表現されるモノトーンの世界観に、外国人は魅せられたのだった。

 

 それからは単身ニューヨークに渡ったり、ヨーロッパの各地で個展を開くようになった。

 

 時代が移るにつれ、墨に色彩や金、銀、プラチナ箔を加えるようになり、絵の奥行きと幅を広げた。

 

 その軌跡がつぶさに鑑賞できる作品展である。

 

 篠田さんは105歳の現在も、婦人雑誌にエッセイを連載されている。絵も書も文章も、何かを書くことには体力が要る。

 

そのバイタリティーは私の励みになっている。

 

 上の写真は、サントミューゼ内にあるカフェが「篠田桃紅展」とコラボしたスイーツ。

抹茶のアイスクリーム、お豆腐で作った白玉、小倉餡、生クリーム、クッキーが入っていた。

 

 また、ここのカフェは「発芽コーヒー」をウリにしてます。

 発芽玄米とか発芽したブロッコリーの芽のように、発芽したものはそれ自体に栄養やポリフェノールが多く含まれる。

 コーヒー豆を発芽させると香りも味もずっとまろやかで優しくなり、それまでのコーヒーの概念が変わる。上田で生まれたオリジナルを機会があったら是非どうぞ。

 

篠田さんからエネルギーを得たら、文字の神様がたった今、降りてきた。

今日は仕事に専念しよ。