奈良・橿原(かしはら)に近い今井町で美味しい日本酒に出合いました。「出世男」という銘柄ですが、種類は濁り酒、吟醸、純米とあり、瓶の色は薄いブルーとグリーンです。薄いブルーの方はすっきりとしていて和洋どちらの料理にも合います。

 この味は丁度、新潟の酒「上善如水(じょうぜん・みずのごとし)」と「越の寒梅」を足して2で割ったような感じです。後味、爽快!

 グリーンの瓶の方は、ブルーのものよりチョット、ほんのチョットですが深みがあり、和食に良く合います。

 最近では海外でも評価が高い日本酒。日本の誇るお酒を、韓国がマッコリや韓国焼酎を広めているように、もっと世界に広めていきたいですね。

 そういう意味で2020年の東京五輪を利用するのも、日本の食文化を世界に知ってもらうためには良い機会だと思います。

 秋が深まるにつれて、私の料理も秋バージョンになってきています。自分の料理に合うお酒を探しに、また旅に出ると思います。