発達障害・グレーゾーンの子どもたちとかかわる

先生のための発達支援講座「ツナガリLead Lab.」のアフターフォロー講座を開催しました! 

 

久しぶりの再開に満面の笑み

 

この講座は、一般の保育園、学校、学習塾、音楽教室など子どもたちとかかわるお仕事をされている先生方が発達障害・グレーゾーンの子どもたちの特性について正しい知識と、支援の方法を理解して子どもたちに合ったサポートができるようになることを目指しています。

 

(先生のための発達支援講座「ツナガリLead Lab.」について)

 

今回は、これまで6回に渡って障害理解を、それぞれの教育現場でどんなふうに実践してきたか、”その後”を共有する場としました。

 

 

実践の結果うまく変わった部分もあれば、う〜ん新しい悩みも沢山紹介されました。

 

「これまで笑っていた友達からの冗談に、過剰に反応するようになった子がいて。思春期の難しさもありますが、それだけじゃなくて、、」

『失敗体験が重なって自信のなさが、二次障害的に強まっているのかもしれませんね。ご家庭では、、』

・・・

 

そんなふうに事例ひとつひとつにみんなで向き合い、支援者である先生自身のあり方を見直す、そんな時間となりました。

 

 

 

いろんな事例を話していて、やはりキーワードは”お母さん”でした。

たとえば、、

・先生方が診断や支援を勧めても、お母さんがそれに抵抗がある。

・こどもの障害を”個性”という認識でとどめている。

・専門家の言葉はブロックしてしまう。余裕がない。

 

どれもよくあることだと思います。

 

 

でもここに集まる先生方は「どうにかしたい」という思いの強い方々ばかり。

じゃあどうしたら、ご家庭をサポートできる関係性を作っていけるのか。今回の議論の中心のひとつはここでしたね。

 

 

 

たとえば

○支援を受けることが、現在の学校生活/進学時/就職時にどう影響するか、メリットがあるか。を整理する

○お母さん同士で建設的に話し合える場を用意する

 

まだまだ沢山ありますが、今すぐできることもいっぱいありました。

スマートにいかなくても、まずは実践してみましょう。

よいことはたくさん共有して、社会全体を良くしていきましょう。

 

ツナガリMusic Lab.ができることももっと沢山ある。

今年も音楽教室事業だけでなく、知識や考え方を広げていく活動も予定しています。

 

(先生のための発達支援講座「ツナガリLead Lab.」について)