発達障害・グレーゾーンの

子どもたちとかかわ

先生のための発達支援6ヶ月講座 

 

6ヶ月講座の1クール目の最終回となる、

6回目の講座を開催致しました(^^)

(半年って、あっという間!!)

 

 

改めて、ご説明します!

 

この講座は、一般の保育園、学校、学習塾、音楽教室など子どもたちとかかわるお仕事をされている先生方が発達障害・グレーゾーンの子どもたちの特性について正しい知識と、支援の方法を理解して子どもたちに合ったサポートができるようになることを目指しています。

 

(月に1回の講座x6回+個別サポートです。(詳しくはこちら)

 

 

 

第6回となる今回のテーマは

「ADHD(注意欠陥・多動性障害)の子どもたちの特性理解と支援」について。

 

ADHDは以下の3つの症状が特徴的です。

 

・集中力が続かない、気が散りやすい、忘れっぽい。(不注意
・じっとしていることが苦手で、落ち着かない。(多動性
・思いついた行動について、行ってもよいか考える前に行動してしまう。(衝動性

 

ブログを読んでくださっている方の中には、

「私にも当てはまるものがある・・・」

と思われた方もいるのではないでしょうか?

 

そのくらい、

ADHDの特徴的な行動の中には、

診断を受けていない私たちにも身近なものも。

 

そのため、本人の困難さが気づかれづらく、

「見えない障害」といった言葉で表現されることもあります。

 

正しい理解が得られず、

「やる気がない、態度が悪い」

「しつけが悪い・・」等と誤解されてしまったり、叱られたり失敗したりする経験が続いてしまうことで、

 

二次的な障害に繋がってしまうケースもあります。

 

 

 

 

ADHD含め、障がい児本人が一番困っているという事実を忘れず、

周りの大人たちが適切にサポートすることが、

子どもたちの暮らしやすい・学びやすい環境を作ることや、

二次障害を防ぐことに繋がります。

 

また、指導者としては、

親御様のサポートも大切にしていきたい大きなポイントです。

 

これらの点を踏まえて、

今回の講座は以下のような流れで進めさせていただきました。

 

 

〜第6回講座「ADHDとは」の流れ〜

 

①【ADHDとは?】

・アニメ「ADHDの正しい理解のために〜翔太くんの事例〜」

・AD/HDの3つの特性

・年代ごとに見られる特徴

・AD/HDの特性を長所に言い換えると?



②【ADHDの子どもたちの支援】

・支援の基本の考え方

・親御様との共通理解、協力依頼

・困りごとの原因とその対応

・支援アイディア

 

②【ケーススタディー】

・ストラテジーシートを用いた分析

・約束の時間に遅刻してしまうケンタくん

・教室を飛び出してしまうイチロウくん

 

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全6回の講座をおえての先生方の感想の一部も

ご紹介させていただきます。

 

 

【先生方のご感想】

 

・あっという間の6ヶ月でした。目からウロコの6ヶ月でした。「そうなんだー!」「ふーん。。」「えー!」の連続でした。保護者の方にお伝えしたいことがいっぱいでした。正しい認識が私達にも保護者の方にも必要だと痛感しています。これからも学んでいきたいです。

 

・実例に基づいたアドバイスがとても分かりやすい!ピントきます。実際の授業に活用できることが沢山あり、指導者・生徒お互いにとって良い結果を生んでいること思います。最終的には子どもたちが自己肯定感をもって成長していってほしいと思っています。

 

・事前の工夫の大切さを実感しています。

 

・子どもたちに当てはまることがいっぱいでした。部分的ですが、問題行動を起こす子どももいます。

早い時期に適切な対応をすることが大切だと痛感しました。大人になって社会に出た時にうまく社会でやっていくために・・。

 

・いろいろな子どもの特性と対応を広く学べたことが良かったです。実際に分析していろいろな対応を試していきたいです。”こういう子どもにこういう対応や手立てをしてうまくいった”という事例や自分に合った方法を今後も沢山知りたいと思いました。困っている子どもたちに、映像の◯◯くんのような転換点を作れればいいなと思いました。

 

 

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先生方から、

考え方や子どもの困りごとを観察する見方が

変わってきたというお声をいただけたこと、

本当に嬉しく思いました。

 

発達障害への理解を深まったことで、
子どもたちにより寄り添うことができるようになり、
もう一歩効果的なサポートを組むという段階まできました。
 

「あとは実践ですね!」と先生方の心強いお言葉も。

 
今後は、学期に1回ずつ、フォローアップ講座を実施して参ります。
 
3ヶ月後のフォローアップ講座までに、
それぞれの先生方には、
現場で実践的な課題に取り組んでいただきます。

 

「”わかる”とは、行動が変わるということ」

 

知識を現場で生かしていただけるように、

今後も精一杯サポートさせていただきたいと思います(^^)

 

 

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余談ですが、この6ヶ月で私が読んだ本

(最初から最後までではないですが)を数えてみたところ・・・

なんと、61冊でした・・・!!

 

 

「人にお伝えする」という責任と向き合った6ヶ月。

沢山学ぶことができたのは、私も同じでした(^^)

貴重な機会をくださった、先生方とのご縁に心から感謝致します。

 

 

〈お問い合わせ〉

 

・今後のフォローアップ講座では、

現場の子どもたちのケーススタディーを中心に行います。

 

・ご興味のある方は、まずはこちらのフォームより

無料個別相談にお申込みください。

https://ws.formzu.net/fgen/S61078297/

 

子どもたち想いの素敵な先生方が

集まってくださっている温かい学びの場です。

 

先生方のご参加をお待ちしております(^^)

 

武藤 紗貴子