昨 日、国立劇場では文楽の隣でイベントが行われていて、そこにゲスト出演していらっしゃったのが、「この世界の片隅に」や現在放送中の「ミライさん」で有名なのんさんでした。
せっかくなのでご挨拶がてら、楽屋へおうかがいしました。
曽根崎心中イラストの便箋をお渡ししました。
いつか、文楽も観に来てくださるといいなと思いつつ。
1世代上の女優さんや俳優さん、歌手の方は実は文楽ファンが多くて(皆さんの隣にお座りかもしれませんよ)嬉しいかぎりなのですが、ぼくたちの世代はまだまだいらっしゃいません。
テレビ業界の方々は三十代を過ぎてからだと遅咲きと言われてしまう世界。
ぼくたちは四十代になっても若手。
五十代でもその身体の中へ習得できる芸の深さはまだまだ足りるものではありません。
なので、死ぬまで太夫で頑張るつもりでおりますが、やはりぼくたちと同じ世代、若い20代の方々のお客さまがだんだん増えている今、せっかくなのでそういったいわゆるメディア界の一線でご活躍の同世代の方々にもご覧いただきたい。
ぼくはそういう想いでおります。
のんさん、お待ちしております。
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