鬼一はいつ虎蔵と智恵内の正体を知ったのか
まず、虎蔵こと牛若丸ですが
鬼一は
「虎蔵を牛若君とはとっくとしったれ共、」
と言っていることから、
初期の段階からずっと認知していたことになります。
反対に、智恵内こと鬼三太のことは
「智恵内を鬼三太とは最前見つけ」
と言っていることから、
天狗として姿を現す寸前まで知らなかったことになります。
牛若丸に源氏の大将軍の器量があることをみてとった鬼一は、天狗に姿をかえてずっと牛若丸に兵法の稽古をつけていたわけなので
物語の最初から虎蔵が牛若丸だと分かっていたのです。
ただ、鬼一は鬼三太の幼い姿しか知らないので、分からなかった
と
そういうわけなのです☆