いつか、書こうと思っていた
子どもの夜泣きについて
今日は長文になりますので、
お時間ある時にお付き合いください♪
母になった、その日の夜から
長男の夜泣きと付き合う日々が始まりました。
いや、夜だけじゃなくて、日中も本当によく泣く子でした
「夜、寝れないでしょう?
日中、子どもと一緒にお昼寝してね!」
なんて、優しいアドバイスを良くもらいましたが、
いえいえ、昼間も寝ませんけど?
寝たーーーーー!
っと思ったら、10分くらいで泣く。
一緒に横になったところで、
こっちがウトウトし始めた〜くらいで泣くので
むしろ、起きるのがツラくて、寝ない方がマシーーーー!
でも本当は、寝れないことより辛かったのは
「この子、こんなに寝なくて大丈夫なんだろうか?」
「ぐっすり、眠らせてあげられないのは、私に問題があるんじゃないか?」
と、自分を責めていたこと。
今、思えばホルモンの影響だったんだと思うけど
初めての赤ちゃんは、想像以上にふわふわで、
想像以上にくにゃくにゃで、可愛くて、寝なかった。。(笑)
当時香港に住んでいたので、
日本語ばかりか、辞書片手に英語の育児本まで読みあさり、あれがいい、これがいい、って書いてある通りにやってみるけど、
小さな相手はなかなか手強い。
長男が生後3ヶ月の頃、ちょうど年末年始の休みで少し長い休みがあった主人とともに、日本に一時帰国しました。
先輩ママさんたちに、いろいろ聞いて、教えてもらったのが、
「ネントレ」
赤ちゃんが1人で眠れるようになるためのトレーニング
即、調べて出張講座をしてもらうことに。
中身は、赤ちゃんを真っ暗な部屋に1人残して、
泣き続けていたら、トントンするけど、抱っこはしない。落ち着いたら部屋を出る。
泣いて、部屋に入るまでの間隔を日に日に長くしていくというものでした。
赤ちゃんは、泣き疲れて、そのうち寝てを繰り返すうちに、1人で眠れるようになるというのです
お母さんも心を鬼にして
とか、
1人で眠れるようになった方が赤ちゃんも幸せ
とか、
いろんな言葉を聞いて、心を決めた私は、
真っ暗な部屋のベビーベッドに長男を1人にしました。
もちろん、長男は大泣き。
それを部屋の外で聴いている私も
心が折れそうなんてもんじゃない。
泣き声と共ににもう粉々、ズタズタです
耐えられなくて、長男のいるベビーベッドに近づく。
離れては、耐えられず、長男の元に戻る。
そうしていると、真っ暗な部屋で大泣きしている長男と目が合ったんです。
ママ、ママ、と訴えているような瞳
まだ1人で動くこともできず、寝ているだけの赤ちゃんが、一生懸命にママを探して、訴えている瞳。
こんな小さくても、生後3ヶ月でも
意思のある人間なんだ
その瞬間、私は長男を抱きかかえ、大人になってこんなに泣いたことあったかな?っというほど大泣きし、自分の選択を悔やみました。
こんなに辛いなら、ネントレなんてしなくていい。
毎晩毎晩、夜泣きで起こされた方が、まだマシだ。。と思いました。
もちろん、私の友人の中にもネントレに成功した人はいるし、
講座をしてくれた方も、ネントレ成功者。
子どもが1人で寝てくれるようになってからは、子育てが本当に楽になりました。という話も聞くので、合う人には合うと思うし、否定をするわけではなくて、私と長男には、合わなかったんですね
その後、年が明けて香港に帰った際
ずっと夜泣きを相談していた日本人助産師さんが、
イギリス人の元看護師さんで、赤ちゃんの睡眠問題を抱えるママの相談に乗ってくれる人がいると調べてくださっていて、これでもう最後にしよう、と思いながらコンタクトをとり、自宅に来てもらいました。
イギリス人の優しそうなおばさまは
長男の横に寝ながら、あれやこれやいろいろしてくださいましたが、結局長男は寝るどころか泣き止まず(笑)
最後にその方がこう言って帰りました
「 There is no magic solution.」
「魔法の解決法はないのよ」っちゅーこった!
赤ちゃんの睡眠に悩んでるのは、私だけじゃなくて、日本人どころか、海外の赤ちゃんも同じで、
それを専門にしてお金をもらってるプロが
「解決法はない」と言い切った
このことで、私は本当の意味で吹っ切れ
長男の夜泣きに、気持ちよく付き合うことができるようになりました。
長男は1歳を過ぎても夜泣きは続いていました
2歳を前に、次男が生まれることになり、
夜中に2人から泣いて起こされるんだなー、、と覚悟していましたが、
次男が生まれると、長男は夜泣きをしなくなりました。
9月に4歳になる今は、泣いて起こされることはなくなりましたが、
未だにベタベタ触ってくるので、今もそれで目が覚めますし、
ゴロゴロ寝相が悪い2人が、寒くないかな?汗かいてないかな?なんて思うと、自然と目が覚めます。
ゆっくり寝たくて、
そろそろ寝室を別にしようかな?
とも、何度も思うのですが、
未だにベタベタ触ってくるということは
お母さんの温もりを求めているからなのだと思うと、成長と共に日中我慢することが増える分、その欲求くらい満たしてあげてもいいかな、とも思います。
当時を振り返ると、眠れないって本当に辛い日々でしたが(笑)、
それよりもあの日、暗闇で目が合った長男の瞳を思い出す方がツライ
長男と次男が全くちがうように、
子どももそれぞれ違うので、世の中のお母さんそれぞれが、それぞれの子供によって違った悩みを持っていて、苦しんで、吹っ切れて、乗り越えて、また悩んで、、
それでも、子どもは大きくなって、
いろんなことができるようになって、
「こんなことで悩んでいたなぁー」と懐かしく思う日がやってくる。
その繰り返しをしながら、母としての年齢を重ねていって、母として成長していくのかもしれない
多少の長男の涙には、うろたえなくなり
次男の涙には、可愛さまで覚える私は、
確実に強くなったと思う
お母さんにしてくれてありがとう
これからも、お母さんのことを強くしてちょうだいね
かかってきなさい笑
生まれたての長男。
香港の病院を2泊3日で退院し、自宅に帰ったものの、
引き笑いみたいな、引き泣き?をする長男の泣き方が不安になり、小児科先生に送った動画(笑)
ほんと、色んなこと不安だったなぁ〜。。