関東一高、残念でした…
二回も応援したんだけどなぁ…(笑)
でもまた、夏に向けて頑張って欲しいです
さて、1日たった今も、体中がシビレるような感覚が忘れられません。
昨夜、ピアニストの辻井伸行さんのピアノコンサートに行って来ました
ジャパンツアーの最終日
チケット発売初日の開始時間10:00ピッタリを待ちに待って、チケットを抑えて以来、楽しみに楽しみにしていました
ずっと、ずっと聞いてみたかった辻井さんのピアノ…
すごく良いんだろうな、
どれほど良いんだろうな、
と、たくさん期待して行ったのに、
そんな私の想像なんて、はるかに、はるかに超える、素晴らしい演奏でした
今回のツアーは、前半がショパン
休憩を挟んで後半がリスト。
特にリストのラ・カンパネラは、
以前フジコヘミングさんのラ・カンパネラに大感動しているので、どんな風に聴かせてくれるのか、もう、楽しみで楽しみで…
辻井さんの素晴らしいところは、
なんといっても超高速タッチ[ピアノ]
人の指って、そんなに速く動くの[?]と、にわかに信じられないほど速い。
そして、ほぼミスタッチのない完璧なテクニック。
一音目、ピアノの音が
静かなホールに響いた瞬間、ガラッと、辻井伸行ワールドに瞬間移動
力強いフォルテは、若さなりの力強さで肌を通り抜けて、体の奥まで響いてくるようで…
静かなピアノの部分は、まるで心をふわっと包み込まれるような感じ。暖かくて、優しくて、心地いい。
その変化にもう、ガッチリ掴まれて、一曲が終わるまで、会場自体が辻井伸行ワールド。異次元の世界のように感じます。
さて、楽しみにしていたラ・カンパネラですが、
辻井さんの弾くカンパネラもやっぱり良かったです。私も、一緒に行った母も、曲が終わった頃には目に涙が滲みました。
フジコヘミングさんのカンパネラは、全身全霊をかけて、魂の叫びが聞こえてきそうな、さすがに弾いてきた年輪を感じさせる、少し艶かしいような世界。
一方、辻井さんのは、やっぱり若さがある。どんな難しい部分も、もう余裕で弾いてる感じ。軽快でラ・カンパネラの曲の流れを、風が吹くようにのっていける
どちらにも良さがあり、どっちも好き
久しぶりに、自分の人生の生きている時間の中でも、贅沢密度の濃いひとときでした
熱~く語ってしまいましたが、
もし、機会があったら、皆さんにもぜひ味わって欲しいと思います。
普段、クラッシックを聴かない方でも、良さを感じてもらえると思います