初めての出産の方は、産後のイメージをするのは、想像しにくいのかもしれません。
赤ちゃんが産まれて、出産後の体の回復がまだ十分ではない時から、育児が始まります。
入院中に、赤ちゃんのお世話の仕方をおしえてもらいます。
抱っこの仕方
おむつ交換
おっぱいの吸わせ方
ミルクの作り方
げっぷの仕方
沐浴(赤ちゃんのお風呂)の仕方
などです。
最初は、慣れない育児に戸惑いを感じるかも知れませんが、少しずつ慣れてくるので、大丈夫ですよ。
産まれて間もない赤ちゃんは、少しずつしか母乳やミルクが飲めないので、3時間おきに授乳します。
一日に8回もの授乳をするので、(母乳だけの方は、10回以上あげる方も)
授乳だけで1日が終わる、そんな日々です。
あっという間に1日が過ぎます。
夜間も授乳するので、しばらく睡眠不足が続きます。
休めれるときに休んでおきましょう。寝るのは夜ではなくてもいいですよ。
おっぱいをあげるとお腹がすく(カロリーを消費する)ので、ご飯は、しっかり食べましょう。
そして、出産後は、ホルモンが急激に変わるので、いつもなら、何でもないことにイライラしたり、ちょっとしたことで涙が出たり、寝れなかったりすることがあります。
そんなときは、誰かにゆっくりと話をきいてもらうとよいですね。
旦那さんでも実のお母さんでもいいです。
そして、ママの体や心の状態をよく理解している助産師に話しましょう。
話をゆっくり聞いてもらったり、
睡眠をとることで、良くなってくることもあります。
育児は思うようにいかないこともあります。こんなはずではなかったと言われる方もみえます。
出産後のことを妊娠中から、イメージしておくとよいですね。
助産師外来などがあれば、妊娠中に助産師から、産後のことなどお話できるとよいですね。