割烹 しらこ 最初っからつまづきました。
場所が見つからず、電話で確認したら、箱根湯本駅ではなく湯河原駅なのですが・・・とのお返事。
どうしようか迷ったけど、せっかくここまで来たんだからと、電車で乗り換えて1時間かけて到着しました。
店内は、モダンな和食店の感じ、どうぞと案内されて、カウンター隅の大将のまん前の席に着席。
メニューを見て、下田産の金目鯛を煮付けにして欲しい事だけ伝えて、7千円でおまかせをお願いしました。
何が出てくるのか、わくわくドキドキで待っていると、まずお通しでフグの煮こごりと胡麻和えが出てきました。
煮こごりはあっさりしているのに、旨味がしみる印象に残る、なかなかの逸品。
帆立と白菜の炊いたもの。
出汁がしっかりと効ていて、綺麗に一滴も残さずパクリ。
ここに来たことが間違い出なかったことに、早くも満足してしまう。
続いてアンキモの登場。
ほんのり昆布の味がついてて、ポン酢によくあう。
そしてお刺身盛り合わせ、ちょっとづつ、いろいろ味わえる贅沢な一皿。
金目鯛、カンパチ、鰈、イカ、寒ブリ、その他たくさん・・・なんだっけ忘れちゃった!
極めつけは真ん中で存在感たっぷりのフグのたたきがドーンと中央に。
付け合せの茗荷とねぎを一緒にパクパクと・・・・おいしーい
さらに、焼きフグほっこほこで酢橘が味を引き締める。
やっぱり、日本人はこの味が好きですよね
いよいよリクエストした、下田産の金目鯛の煮付け。
金目鯛の皮もおいしい、付け合せの牛蒡がこれまたおいしくて。
なんか牛蒡のほうが、印象に残ってしまうぐらいよかった
この日一番印象に残ったのがこれ、じゃがいもをマスでくるんで蒸した物。
あっさりしたマスが、ほっこりクリーミーなじゃがいもの旨味を閉じ込めているのです。
二つの相性がピッタリあって、結構満腹っだったのにもかかわらず、ぺろりと一気に食べてしまった。
揚げ物は万願寺とうがらしに、海老芋、フグの白子。
野菜は京都から仕入れているそうです。
万願寺とうがらしが甘くて美味。おいすぃー
そして、お口直しのくわいチップ
くわいがあまりにおいしくて、写真を撮るのを忘れていて半分食べてからハッと気付いて撮影しました。
このくわいをチップにする、アイデアはいいですねー
最後のお食事は蟹の土鍋ご飯。
お持ち帰りも出来ますよと言ってくれたので、半分は素直にお言葉に甘えてお持ち帰りに。
こういうちょとしたサービスは気持ちが良いですよねー。
冷めてからも味がよくこなれて、おいしかったー
食後のデザートは栗のアイスでまったり。
いやー、来て本当に良かった。
箱根に来たら是非また立ち寄りたいお店です。
ごちそうさまでした。
満足度 ★★★★☆4.5
割烹 しらこ (割烹・小料理 / 湯河原)
★★★★★ 4.5