ま、いいか | 朱色の関係

朱色の関係

毒喰らわば皿まで。この不倫、どこまで行くのだろう?

昨日は何度か殿より電話が入りました。

「昔のミシン、探したら出てきたけど、

急ぎなら使う?」とか、そんなのです。

で、さくっとした返事しかお互いしませんでした。

殿は家にいるんだろうけど、何だかな?な状況みたいだったので、

つっこみもせず、用件のみです。

そう、夕方からデートという設定アリな私の想像。

いつもこの時間ぐらいから彼女とデートしてたよね?だし。


本日も家に閉じこもって仕事をする予定となっていた殿。

何となく気分的に「暇なら遊ぼ!」といえる私だったし、

ミシンも届いたので、その報告でもするか、と

パソコンを立ち上げたら、殿より電話。

「家に閉じこもって仕事するのに疲れたから気分転換。

これからそっちへ行くから、お昼ご飯食べよう。」

・・・この時点で「嬉しい」と思った私は、

結局のところ殿に対して甘いんでしょうね。


こちらへ帰ってきた殿は早速ミシンを引っ張り出して、

「へぇ~」とか言いながらいじっています。

「余り安いのも怪しいし、一番の売れ筋なら

外れず大丈夫だと思ったんだけど、どう?使えそう?」と殿。

そうそう、そういう考えよね、殿って。


そして殿は子ども達の保育園グッズを見て、

「あ~。”ちぃ”と”びぃ”のだね。」と言いたかったのです。

でも出てきた名前は前妻さんとの間の子どもの名前と”びぃ”。

名前の感じ、似てないと思うのだけど、スルー。

間違いは正さず。ひっかかりはするけど、

子どもがたくさんいると間違えるよね・・・としておきます。

でもな~。。。ま、いいか。

殿にとっては1番目という意味では可愛いんだし。


いつものようにわさわさとお昼ご飯&お散歩が済んで、

殿は仕事へ戻ります。

子ども達と熱いキスを交わし、バイバイです。


ふとした瞬間に殿がまだ私を同じ人とつながっていることで

裏切っているのではないか?と思うのは、

過去のトラウマがビシバシ甦るから。

それでも「ま、いいか」と思える私はそこまでのダメージ

と受けていないのでしょう。


「ま、いいか」

多分殿と共通する基本スタイルです。