殿の先手 | 朱色の関係

朱色の関係

毒喰らわば皿まで。この不倫、どこまで行くのだろう?

殿へもやもや解消メールを送ろうと思っていたのだけど、

それよりも先に子ども達の保育園の準備に追われていた今日。


保育園へ物品を取りに行き、

そのときにそれぞれの担任の保母さんと話をしました。

連絡先を私しか書いていなかったので

当たり前だけど、確認されました。

「子供さんが怪我したときに、もしお母さんと連絡が

付かなかったときに。お父さん欄がなかったので。」と。

私が「お父さんはいることはいるんですけど。。。

母子家庭なので。当分の間は専業主婦していますので、

いつでも連絡はとれると思いますが。」と濁したら、

「では、お母さん以外の、お父さんが迎えにきたら、

引渡し拒否でいいですか?お母さん以外のときは、

前もって連絡、ということで」と保母さん。

確かに子ども2人プラス妊娠で保育園、という状況。

強引に離婚という状況もありうるか・・・

そういう状況が以前にあったんだな・・・

でもうちは父親よりも祖父母の方が・・・だし・・・


とりあえず入園時に別の連絡先を伝える、ということにし、

後で殿に相談しよう!と、思っていた矢先に

お昼に殿から電話。「今、デパ地下によってみたけど、

子ども達の好物で美味しそうなものはない」との報告。

どうした、殿!相変わらず細かい気配りというか・・・

保育園のばたばた+殿からの電話で、

もやもや解消メールを送る気が軽減した私。


そのときは時間がないので、その殿からの報告で終了。

そして午後に「相談したいことがあるから、

夜にでもゆっくりパソコンからメールする」と

取り急ぎのメールを殿へ送ります。

すると「今までネットから相談というのは、

相談しにくいこととか、言いにくいこととか、そういった類のもの。

なにか困った状況にでもなった?」と返信が着ます。


え~え~、確かにお金関係含め、面と向かっていいにくいこと、

そして殿の女癖の愚痴も文句も全部メールで伝えましたよ。

でも、こうやって、先手取られる内容のメールがくると、

何だかな~で、もやもや解消メールが送りにくいよぅ。


「単に携帯から経過を含め、相談内容を送るのが面倒なだけ」と。

それだけの内容を取り急ぎ送ります。

戦場のような晩御飯タイムが終盤になった頃、殿から電話。

「メールをするのが面倒だろうと思って。」

嬉しいような、徹底的に先手を打たれまくっているような、

そんな感じ・・・で、さくっと連絡先のことだけ、伝えます。

そしてあっさり「いいよ。」

これも保育園の場所、保育園というジャンルが

殿自身とあまり関わりのないものだからなのでしょう。

で、殿は「今日しか行く時間がない」で、こちらへ来るのは

「仕事で忙しいから絶対無理」っていう理由だったはずなのに、

本日はジムで身体を鍛える時間になっております。

仕事だと思って黙っていたけど、

そこまでして時間を確保するか~!!です。

・・・ということは?今までもこの時間、仕事をダシに、

ここへくるのをサボっていたな?


今までトレーナーを見限る発言をしていたのに、

いきなりトレーナーをつけて、身体を絞るように

確実に時間を確保して頑張っていた殿が昔いました。

「たまにはそうしないと。自己流じゃね。」ということで、

そんなものか、と思っていたら、それは彼女とデートのため、

鍛えた身体を見せたいとの準備だったという

過去を思い出してしまった・・・


でも、寝るまでの忙しい時間を前に、

過去を振り返る余裕はありません。

やっと「おやすみ~」をしたと思ったら、殿がやってきます。

やっと寝付こうか、としていた矢先ですので、

子ども達は当然起きて「ぱっぱ~!!」です。

殿は食料補充にやってきました。

やましいことを帳消しにすべく来たのか?

と思うのは今までの経験から。

突然こういう細々とした動きをするときって、

私に隠したいことが何かしらある。

絶対!と勘がささやいています。


もうメールという手段は易しすぎる。

直に会った2人の時間のときに愚痴るのが良いでしょう。

メールでは愚痴色のみ強くなって引きずった挙句スルーなので、

あまり宜しくない。釘を刺すなら、瞬間で、強く。

そんな殿の動きでした・・・