賽は投げられた! | 朱色の関係

朱色の関係

毒喰らわば皿まで。この不倫、どこまで行くのだろう?

毎回同じコトでいがみ合い、毎回同じ手で解決させる殿。

多分私が怒っていること、殿に届いていないんだろうし、

子どもがいることで、逃げない、と高をくくっているんだろう。

何故同じコトで私が疲れなければならない?

涙も出ない今回の出来事で、

前に進む決心をした。


彼女の名前入りのメールを送り、

殿の欠点を挙げたメールを送り、

殿の避けたい状況を早める決定をしたメールを送り・・・


それでも殿はだんまりを決めこみ、

ほとぼりが醒めるころに何食わぬ顔で

父親の位置にはまろうとするのだろう。

それを維持する私だけに努力を要する・・・


なので、殿に電話をした。

会いたくないコトは伝え済みなんだけど、

「鍵を返してちょうだい」

笑って言えた。


多分、殿に電話をしたときに、

即効出てきたことで、笑えたんだろう。

別に今まで通り無視する手段だってあったのに。

超不機嫌で、しかも言い終わった瞬間に切るし・・・

殿、返事は?

不機嫌ぶりに、

どこのクソガキがぶーたれてんのよ!と

思ったしまった・・・


賽は投げられた。

これで絶対何かが前に進む。

というか、前に進まざるを得なくなった。

いつもと違う展開で、

楽しみでわくわくしている私がいる。


殿に、少しでも私の決心が伝わればいいのに。

オトコの甲斐性?

何、ソレ?

この程度で甲斐性だなんて言わないで。

子どもを産ませて、そこそこのお金を渡して、

後は全部よろしく?都合のよいときに

父親なり、オトコをさせろと?

・・・今まで飲み込んできた言葉を現実にさせる。


でも2つ懺悔。

子ども達に、辛い現実を教える。

だけど、世間で普通に通用する辛い現実だから、

逆にすっきり?

そして、何より、奥さんに懺悔。

もう殿は要りません。

その代わり、財産を少しばかり子ども達に下さい。